ソーヴィニヨン・ブラン飲み比べ!ニュージーランドワインフライトレビュー第1弾
当サイトでは、ニュージーランドワインの魅力を日々お伝えしています。
しかし、まだ日本では流通量が少なく、なかなか店頭では見かけないのが現状です。
どうすれば、もっと気軽に楽しんでもらえるのだろう…。
そう考えていたところ、NZワインの定期便を見つけました。
そのワイン定期便に実際申し込みをし、試飲会の様子をレポートしています。
この定期便の名前は、「ニュージーランド ワインフライト」。
NZワインに特化したインポーター(輸入業者)「サザンクロス」が提供するサービスです。
定期便は全3回にわたるもので、今回はその第1回目のレポートです。
ワイン初心者であるなっちゃんとみかさんが、当サイトを監修するソムリエ岩須に、ワインの基本的なことやニュージーランドのワインや産地のことを教えてもらいながら、ワインフライトを体験する様子をレポートします。(全3回)
実際にワイン初心者の方をゲストとしてお招きし、その会話をなっちゃん、みかさんの会話形式にしています。
参加メンバー
- なっちゃん
Web系の会社に勤める29歳。もっとワインを楽しめるといいな、とワイン勉強中。
- みかさん
アパレル会社に勤務する35歳。ワインにハマり始めてる今、ワイングラスが気になってしょうがない。
- 岩須
このサイトの監修を担当する、ソムリエ。自身が名古屋で営むバーでは、ニュージーランドワインを豊富に取り揃える。
では早速、ワインフライト第1回目のレポートへ。
もくじ
サザンクロスのニュージーランドワインフライトとは?
今回利用したのは、サザンクロスのワイン定期便「NEW ZEALAND Wine Fright」です。
ニュージーランドワインフライトの詳細
ニュージーランドワインフライトとは、NZワイン専門のインポーターであるサザンクロスが行うワイン定期便の名前です。
その定期便とは、全3回(月1回)に渡り、各回のテーマに沿ったサザンクロス厳選のNZワインと、オリジナルテキストが送られてくるというもの。
1回あたりの金額は10,800円(税込)で、各回平均3〜5本、全3回でトータル13本のワインが送られてきます。
通算平均13,000円以上相当。
送料無料。ただし沖縄・一部離島への配送は別途送料がかかります。
サザンクロスはNZのワインに特化したインポーター(輸入業者)さんで、NZワイン愛に溢れる会社なんですよ。
ちなみに、ワインフライトの”フライト”には、”飲み比べ”という意味があります。
ワインって選ぶこと自体が難しいから、おすすめのワインを専門家であるインポーターさんに紹介してもらえるのは嬉しいですね。
わたしニュージーランドのワインって飲んだことないんですよね、楽しみです!
いいですね、いいですね!
今日は、そんなワインの初心者の方にもぴったりの企画です。
今回で一気にNZワインの経験値が高まるはずですよ!
第1回目は、どんなワインが来るの?
それでは、気になる第1回目のワインを紹介します。
1st Flight.のテーマは「マールボロとソーヴィニヨンブラン」でした。
届いたのはこちらです。
5本のワインと、オリジナルテキストが届きました。
ワインの内訳は、下記の通りです。
- インヴィーヴォ
ソーヴィニヨン・ブラン(2,200円) - エイトポイント バイ インヴィーヴォ
ソーヴィニヨン・ブラン(1,900円) - インヴィーヴォ
スパークリング
ソーヴィニヨン・ブラン(2,500円) - トゥーリバーズ
ソーヴィニヨン・ブラン(2,700円) - トゥーリバーズ
ピノ・ノワール(3,700円)
※全てマールボロ産/希望小売価格
種類は、
- ソーヴィニヨン・ブラン ×3
- スパークリングワイン
(ソーヴィニヨン・ブラン) × 1 - ピノ・ノワール × 1
というラインナップでした。
えーっと、「マールボロ」と「ソーヴィニヨン・ブラン」って何のことですか?
全然分かってなくてごめんなさい(笑)
大丈夫ですよ!どんどん質問してくださいね。
「マールボロ」が産地で、「ソーヴィニヨン・ブラン」がワイン用ぶどうの名前ですよ。
ニュージーランドで、一番有名な産地とぶどう品種の組み合わせです。
なるほど!じゃあ、これぞ “NZワイン!”って感じのやつなんですね!!
そうです、そうです。
これさえ押さえておけば、まずはOKなんですよ。
けど、ソーヴィニヨン・ブランの回に1本ピノ・ノワールが入っているのはどうしてですか?
ソーヴィニヨン・ブランに混じって入っていた、一本のピノ・ノワール。
なんででしょうね(笑)
でも、本来ピノ・ノワールは高級品なのでこれはお得ですよ!!
ソーヴィニヨン・ブランを飲み比べてみました
今回は、届いた5本のワインのうち、3本のマールボロ地方のソーヴィニヨン・ブランを飲んでみました。
ピノ・ノワールとスパークリングワインは、個別でテイスティングをしてまとめてあります。
岩須のワインレビューをごらんください。
“ザ・NZワイン”という3本を飲み比べてみるという贅沢な企画です。
ワインの飲み比べ自体初めてだからな…。
私に違いなんて分かるのかな…。ちょっと不安かも。
大丈夫、大丈夫、クイズじゃないですから!
ワインを難しく考えず、今日は大体の雰囲気が分かればそれでいいと思います。
それにNZワインは、ワイン初心者の方でも飲みやすいので、気負わずに飲んで頂けると思いますよ。
そう言ってもらえてよかったです(笑)安心しました!
今回、飲み比べをするワインはこちらの3本です。
①エイトポイント(Eight Point by INVIVO Malborough Sauvignon Blanc 2018)
ワイナリー | インヴィーヴォ |
サブリージョン | ワイラウ、アワテレ |
アルコール度数 | 12.5% |
残糖 | 3.9g/l |
②トゥーリバーズ(Two Rivers Malborough Convergence Sauvignon Blanc 2017)
ワイナリー | トゥーリバーズ |
サブリージョン | アワテレ、サザンバレー |
アルコール度数 | 13.5% |
残糖 | 2.8g/l |
③インヴィーヴォ(Invivo Malborough Sauvignon Blanc 2018)
ワイナリー | インヴィーヴォ |
サブリージョン | アワテレ |
アルコール度数 | 12.5% |
残糖 | 3.9g/l |
在庫状況により、届くワインのヴィンテージ(収穫年)は異なる場合があります。
データだけを見ても、ちょっとピンとこないんですけど…。
“サブリージョン“ってどういう意味ですか?
そうですね、まず、ワインの産地や地方のことを「リージョン」と言うんです。
それをさらに細かく分けた小さい地域のことをサブリージョンと言います。
たとえば新潟のお米でも、魚沼産や佐渡産と表記されるのと同じですね。
同じ生産地の中でも、サブリージョンが違えば土壌や気候に差が生まれ、ワインの味わいにもはっきりした違いが出ることがあるんですよ。
今はここを深堀りすると、わかりづらくなってしまうので、詳しい解説はページの後半にまとめておきます。
なるほど~
今回の3本もサブリージョンが違うから、味わいも違うのかなぁ?楽しみ♡
それにしてもラベルがどれもシンプルでスタイリッシュ!
そうなんですよ、ヨーロッパのラベルと比べるとニュージーランドの様なニューワールドと呼ばれるワインの新興国はラベルがとってもシンプルなんです。
フランス語じゃなくて、英語表記なのも我々日本人にとっては嬉しいポイントかなと思います。
ワイン初心者のギモン
NZワインというより、ワイン自体がまだまだ初心者の2人。
せっかくなので、普段は聞けないワインの「基本の基本」を岩須さんに聞きながら、飲み比べをしました。
「こっちの方が色が濃い?」など、比べながらワインを飲む初心者の二人。
まずは、何を気にして飲んだらいい?
どんなことを気にして飲めばいいですか?
ワインっていうのは、
- 外観
- 香り
- 味わい
の3つで楽しむ飲み物です。
ただ闇雲に飲んでいるだけでは、経験値にはなりません。
なのでまずは、何となく飲むのをやめて1つずつ確かめながら飲み進めていくと良いでしょう。
たしかに…
私はよくワインも飲むんですが、何も考えずに飲んでいるので未だに違いがよくわからないです(汗)
そうそう、その「何となく飲み」をやめて、毎回ある程度同じ基準で比較するだけでも違ってくるんですよ。
今回はワインフライトと一緒に送られて来るオリジナルテキストの最後のページにある“テイスティングノート”を使って進めていきますね。
テイスティングノートは、サザンクロスのオリジナルテキストの後方部に掲載されています。
わ〜、本格的!こんなノートがあるんですね、カッコいい!
めっちゃテンション上がってるね…(笑)
でも、確かにチャートに書き込む形式だと、何を気にして飲めばいいのか分かって助かるよね!
まずは外観(色)から
まずはワインの外観を見てみましょう
左からエイトポイント、トゥーリバーズ、インヴィーヴォ。
…色の違いはあまり感じられないですね。
…ですよね?
エイトポイントがやや、濃いかな?という気もしますが…
そうですね。
今回は全てマールボロ地方のソーヴィニヨン・ブランということで、3つとも同じ様な色ですね(笑)
テイスティングシートにはなんて書けばいいですか?
あんまり正解を求めちゃうと、取り繕った感じになっちゃうんで、まずは自分の思うように書いてみてくださいね。
ただ僕なら、グリーンがかったイエローと表現します。
じゃ私もそうしよ!
色のボキャブラリー全然ないから…
他に言葉が浮かばない(笑)
私は、薄いイエローグリーンって書いてみました♪
次に香り
外観は3つともあまり変わらなかったですね。
では次は香りですね。
どうですか?
なんか、エイトポイントやインヴィーヴォは甘い香りがあって、トゥーリバーズは酸っぱい香りがしました。
私はエイトポイントは爽やか〜なグレープフルーツっぽい感じで、インヴィーヴォは青りんごみたいな強めの香りでした。で、トゥーリーバースは他の2つと比べるとすっきりした印象だなと感じました。
いいですね、いいですね〜。
NZのソーヴィニヨン・ブランはチオール化合物という香りの成分が強くでるんです。
それは植物で例えると、櫛に使われる「ツゲ」って言われてますね。
ツゲ…
あんまりピンとこないです…
そうかもしれないですね(笑)普段の生活ではあまり意識して嗅がない香りですもんね。
NZのソーヴィニヨン・ブランにはツゲの香りやグレープフルーツの皮の香りなどが、心地よく感じるのが最大の特徴なんですよ。
けどちゃんと意識して飲むと、ちょっとの違いを感じられて、楽しくなってくるね!
うんうん!
最後に味わい
では、実際香りを嗅いだ後にすぐ飲んでみて、その香りと味わいが一直線になっているか、それとも意外な味わいなのかっていうのをちょっと確かめてみましょうか。
なっちゃん、どうですか?
あぁ〜、美味しい〜♡
よかった、最初の感想がそれで(笑)
苦手だったら、どうしようかと思いました(笑)
ゴクッと何も考えすにまずは一口飲んでみて、自分の中でなんとなく”こんな印象かな〜”って、思い描いてみて下さい。
エイトポイントはなんていうか…飲みやすくて美味しいです。
で、インヴィーヴォは酸味がしっかりしててバランスが良いのかなって感じ。トゥーリバーズは大人っぽい爽やかな印象でした。
真剣にワインを比べてみる。
おぉ〜みかさん、ちゃんと比較ができてますね〜!
さすがですっ!!先輩!毎日毎日お酒飲んでるだけのことはありますね!
ちょっと!人を大酒飲みあつかいしないでよ(笑)
食事との相性も考えてみよう
今回の試飲会には、サラダとチーズ、お菓子の「チーザ」を用意しました。
コンビニで購入したミックスサラダに、サラダチキンをプラス。ソーヴィニヨン・ブランのペアリングにおすすめ。
では次に、お食事やおつまみを食べて、まだちょっと食べ物の余韻が残ってるくらいのところに、もう一回ワインを口に含んでみて下さい。
そして、さきほどワインを単体で飲んだ時と比べて、味わいに変化が起きたのかどうか、意識してみて下さい。
食べたあとの方が、ワインがまろやかな印象になった気がします!
そうですね、このようにワインと食事の相性を考えながら組み合わせることをペアリングと言います。
これは、ワインの楽しみ方の大切な要素なんですよね。
まずワインを単体で飲んでみて、その香りや味を覚えておきます。そして今度は、食事を食べた後にワインをもう一回飲んでみて、それで変化を見る。
こんな風に、ステップを踏んでいくといいと思いますよ。
サラダはソーヴィニヨン・ブランとよく合いますね!
爽やかなもの同士というか。無限に続けられそうです(笑)
けどチーズは意外と、ソーヴィニヨン・ブランの味や香りを邪魔しちゃうかなって思いましたね。
うんうん、ワインと言えばチーズって思ってたけど、ちょっと意外でした。濃いですね。
お菓子のチーザも、お皿に開けた瞬間、部屋中に香りが充満しちゃったもんね…(笑)
2倍濃い、チーザ。
ですね(笑)
でもこんな風にゆっくり飲んでいるとワインの話ができて、”なんかこのワインこうだね〜”とか、”これもしかして合うんじゃない?”とか話が広がるのがワインの良さでもあるんですよね。
マールボロ地方のソーヴィニヨン・ブランの魅力
ワインはその土地土地によって香りや味わいが顕著に変わるお酒です。
今回のフライトで届いたワインの産地であるマールボロ地方とはどんな地域なのか、またNZを代表するぶどう品種ソーヴィニヨン・ブランについても簡単にご紹介します。
マールボロ地方は、NZワインの7割以上を生産するワインの名産地です。
豊富な日照量や1日の中の寒暖差など、良質なワインをつくる上で大切になる自然条件を兼ね備えたこの地方では、白ワイン用ぶどう品種、ソーヴィニヨン・ブランが主に栽培されています。
繰り返しになりますが、ソーヴィニヨン・ブランはNZワインを代表するワイン用ぶどう品種であり、フランスをはじめとするヨーロッパの国々のものとは異なるスタイルであるのが特徴です。
ヨーロッパのソーヴィニヨン・ブランはハーブやライムなどを中心とするスッキリとした香りや味わいであるのに対し、NZのものは果実味が豊かに香ります。
詳しくは、フライトと一緒に送られてくるテキストも活用して下さい。
サザンクロスが作成した渾身のオリジナルテキストには、専門的なニュージーランドワインの情報が満載。
冒頭で触れたサブリージョンについてもこちらに簡単にまとめておきました。参考までにご覧下さい。
マールボロ地方の サブリージョン |
特徴 |
---|---|
ワイラウバレー | 川石からシルトまで様々な土壌。 成熟が早く、より完熟タイプとなる。 果実味が豊か。 |
サザンバレー | 粘土質の多い土壌。 遅めの成熟と収穫。柔らさがでる。 骨格のしっかりした深みのあるワインに。 |
アワテレバレー | 冷涼な山岳地帯。 実が熟するまでが長く、 酸が豊富でエレガントなスタイルになる。 |
マールボロ地方やソーヴィニヨン・ブランについての更に詳しい情報は下記の記事にまとめてあります。
是非ご覧ください!
ワインフライト第1回目みんなの感想は??
では最後に、みなさんはどのワインが好きでしたか?
私はインヴィーヴォですね。
私はエイトポイント。
そうでしたか〜、トゥーリバーズの人はいないですね。
トゥーリバーズ食事と合わせたら変わってきそうですよね。
上品な香りや味わいがしたので、食事との相性がすごく良さそうかなって。
大人っぽい感じがしますよね。
そうですね。ワインはこんな風にシェアして飲むと会話にも花が咲くので良いんですよ〜。
飲み比べ、楽しいですね!
岩須のワインレビュー
この記事では、ワイン初心者のなっちゃんとみかさんに合わせて、分かりやすいコメントが中心でしたが、ここからは「ソムリエ」としての岩須のレビューです。
プロの目線では一体どんな表現をするのでしょうか?
エイトポイント(Eight Point by INVIVO Malborough Sauvignon Blanc 2018)
さんさんと輝く太陽のイメージにぴったりなこのワインは、アウトドアに最適!ピクニックにもキャンプにも◎水分補給の代わりになるような爽やかさのあるワインです。
トゥーリバーズ(Two Rivers Malborough Convergence Sauvignon Blanc 2017)
元気ハツラツなマールボロのオーソドックスなワインとは一線を画する、まろやかな味わいが特徴のワインです。
香りも、グレープフルーツやハーブ主体の典型的なマールボロのものと比べると、もう少し熟度の高い、トロピカルフルーツや白桃のような甘い果実のニュアンスが特徴です。
インヴィーヴォ(Invivo Malborough Sauvignon Blanc 2018)
最初にNZワインにふれるときに、このワインからスタートするのもおすすめできるほど、その良さを非常に表していますね。香りも高く、コクも深い、そして余韻もやや長い。クリーンな味わいのワインです。
トゥーリバーズ ピノ・ノワール (Two Rivers Marlborough Tributary Pinot Noir 2016)
香りは、いちご、きいちご、ブルーベリー、カシスなどのフレッシュなベリー系果実と、鉄分のニュアンスも感じられます。
樽由来の香ばしさとスパイシーさもあり、それらがバランスよく混ざり合って、奥行きのある香りになっています。
第1回目ワインフライト初心者の感想
サザンクロスのワインフライト第1回目は、ニュージーランドを代表するワイン産地であるマールボロ地方、そしてこの地方を代表するぶどう品種ソーヴィニヨン・ブランが中心の内容でした。
第1回目を振り返り、良かった点やおすすめのシチュエーション、少し気になった所をまとめました。
ここが良かった
NZのソーヴィニヨン・ブラン、フルーティーでとっても飲みやすかったね!
うんうん。
それに、NZ最大のぶどう産地「マールボロ地方」のワインばかりだったから、一気にNZワインの経験値が上がったと思う!
あとは、なんと言ってもコスパの良さが嬉しい♡
ワインと言えばなんとなく「渋い」「苦い」「わかりにくい」など、苦手意識を持つ人もいるかもしれません。
しかし、NZワインはとてもフルーティーで親しみやすい味わいなので、ワイン初心者にもおすすめです。
今回はNZの「代表品種」✕「代表産地」のワインがテーマだったので、「NZワインをこれから飲んでみよう!」という人にもピッタリ。
また、今回のワインはサザンクロスのオンラインショップで同じ商品を注文する場合、総額は税込み14,300円です。
ワインフライトを利用する場合は1回あたりの価格は10,800円なので、
14,300円ー10,800円=3,500円となり、
今回のワインフライトだけでも、3,500円もお得ということに!!これは、とてもありがたいですね。
ちょっと気になったところ
同じぶどう品種だから、はっきりとした違いがあまり分からなくて…そういう意味では初心者のわたしにはちょっとレベル高かったかも(笑)
あとは、もしソーヴィニヨン・ブラン自体が苦手な人だったら、ちょっとツライ内容かもしれないね〜。
今回のフライトではソーヴィニヨン・ブランがテーマだったということもあり、届いた5本のワインのうち、4本がソーヴィニヨン・ブランでした。
同じぶどう品種の飲み比べは「はっきりとした違い」があまりないので、初心者にとっては分かりづらいかもしれません。
そして、もしソーヴィニヨン・ブランが苦手ということであれば…ちょっと困るかもしれませんね。
こんなシーンにおすすめ
最後に、ソムリエ岩須のおすすめシーンもご紹介します。
NZのソーヴィニヨン・ブランは爽やかでフルーティーなので、ワイン初心者の方にも喜ばれること間違いなし!
友人同士のいつもの集まりや、女子会などにもおすすめですね〜。
また、太陽の下などカジュアルなシーンにもよく似合うワインなので、ピクニックや森や川などのアウトドアにもピッタリだと思います。
アイスバケツを持参し、ワインをキリッと冷やせば完璧です!
アウトドアにワインって、おしゃれ〜♡
なっちゃん、さっそく女子会しよ!
サザンクロスのワインフライトは、NZワインの導入にも、中級者でも楽しめるオススメのワインが盛りだくさんです。第1回目のフライトは、マールボロ地方のソーヴィニヨン・ブランを中心とするラインナップでした。
次回、第2回目のテーマは「ネルソンとアロマティック品種」です。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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