スティーヴン・コルベアのNZ特集から見るNZ首相ジャシンダ・アーダーン

NZニュース

現ニュージランド首相、Jacinda Ardern(ジャシンダ・アーダーン)。37歳で就任、首相となってから妊娠・出産・産休を取得、国連の会議に子連れで出席、クライストチャーチで起こった銃撃事件からわずか1ヶ月で銃規制と、世界的にも話題によく上がる首相です。

ちなみに、日本で女性の首相が誕生するまでにはまだあと200年くらいかかりそうですが、ニュージーランドで女性首相が誕生したのはもう22年前。ジャシンダで三人目。NZは世界で7番目に男女格差が少ない国としても知られています。

先日、アメリカの大人気トークショーホストでコメディアン・作家のStephen Colbert(スティーヴン・コルベア)がNZを訪問、その時に収録された特集”Stephen Colbert: The Newest Zealander”が5回に渡って放送され、話題となりました。

 

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動画は英語のみですが、1回目はジャシンダがメイン。ジャシンダのことがよくわかるだけでなく、いかにもニュージーランドな要素が満載でした!

ジャシンダ・アーダーン直々に空港にお迎え!びっくりするくらい気さくなNZ首相

ニュージーランドの首相が直々にスティーブンを空港にお出迎え、そして自宅に招く、という内容。

お出迎えだけでなく、ジャシンダ直々に車を運転!

 

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実はジャシンダは過去に二回、スティーヴン・コルベアのトークショーにゲストとして出演、その度にスティーヴンをNZに招いていたのです。さらに、2回目に出演した際には、「空港まで迎えにいく」と公言!今回その約束が果たされました。

動画の4:11からは、ジャシンダが交差点で、横に停まった車の人と挨拶する様子が。

スティーブン
(隣の車の人たちと目が合い手を振るジャシンダをみて)「知ってる人です?」

ジャシンダ
「いいえ、知らない人。」(スティーブンも一緒に隣の人に挨拶)

隣の車の人
「(ジャシンダたちをみて)知ってる人かも!」

スティーヴン
「(ジャシンダを指差し)彼女のこと? それとも私?」

隣の車の人
「ちがう、ジャシンダの方」(いたって冷静)

と、ラフな会話が交わされます。

一国の首相と遭遇しながらも冷静なKiwiたち、そして顔バレしても落ち着いているジャシンダ。(「Kiwiが有名人に遭遇して興奮する時? All Blacksぐらいじゃね?」とKiwiからコメント)

ジャシンダのフィアンセ、クラーク・ゲイフォードもビーサン姿で登場

ジャシンダのオークランド郊外の自宅で、スティーブンからインタビューを受けるジャシンダの様子は動画の4:53から。

ジャシンダは現在、長年のパートナーであるClarke Gayford(クラーク・ゲイフォード)と婚約中。2人の結婚式でOfficiant(結婚式を法的に有効に執り行う人)をやりたいというスティーブンに苦笑いしつつ、画面外にいるクラークに「どう思う?」と声をかけるなど、カジュアルな雰囲気でインタビューが進みます。

クラーク・ゲイフォードはTV・ラジオのプレゼンター。釣り番組”Fish of the day”を担当している、根っからの釣り好き。

ラグビーワールドカップがスタートした9月に来日した際には、さかなクン(と安倍首相夫妻)とも対面!

 

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クラークは10歳になる前にNZ近海で採れる魚の名前を、ラテン語、英語、そしてマオリ語すべてで覚えたとのこと。クラークはまさにNZのさかなクンと呼べるのかもしれません。

スティーブンのインタビューの後には庭でNZ式バーベキュー。なんとアメリカでも大人気のNZアーティスト、ロード(Lorde)も一緒になって”Sausage sizzle(ソーセージシズル)”を楽しみました。

Sausage sizzle(ソーセージシズル)は、安くて大きな、ちょっとジャンクなソーセージを焼いてバターをたっぷり塗った白い薄めの食パンで巻いて食べるだけのなんとも質素なもの。NZ(そしてオーストラリア)ではチャリティーイベントなどで、日本で言うところの屋台のような感じでよく振る舞われます。子供達が学校の活動の資金を集めるために、自分たちでソーセージを焼いてこれをつくり、売るというファンドレージングイベントもよく見かける風景。

番組に登場したクラークは、Tシャツに短パン、ビーサンという、いかにも典型的なKiwiな格好で登場。

 

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ちなみにNZで、このビーサンはJapanese Sandles、略してJandlesと言われています。アメリカではFlip-flips、お隣のオーストラリアではThongs。もともとビーチサンダルは日本で生まれたものなので、一番最初にNZに持ち込んだ人がJapanese Sandlesを略して作ったJandlesを商品名として商標登録し、そのままビーサンの呼び名となりました。

Kiwiたちが新しくジャシンダについて学んだこと

スティーブン・コルベアのビデオがリリースされると、NZの様々なメディアで話題になりましたが、そのうちの一つの記事から「スティーブン・コルベアが私たちの首相について教えてくれた5つのこと」をご紹介。

1. Jacinda’s screen saver features a grumpy Neve

スティーブンにスマートフォンを取り上げられたジャシンダ。壁紙はちょっと不機嫌な顔をした娘さんのNeveでした。

2. Jacinda Ardern auditioned for Lord of the Rings and didn’t get cast

ジャシンダはなんと、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のオーディションに参加、残念ながら落ちていたそうです。監督のピーター・ジャクソンがこのことを知っているのかどうかは謎・・・。

3. Our Prime Minister can hold a tune

スティーブンと車の中で、クイーンの「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディー)」を歌うジャシンダ(動画3:30から)。音程はあっていたみたい。

4. Our Prime Minister is cyber safe

ジャシンダのスマートフォンにアクセスしようとしたスティーブンですが、パスワードがどこかにメモってあったり、娘さんの誕生日だったりという、セキュリティー上危険なことがなくKiwiたちもひと安心。

5. Jacinda Ardern likes Watties tomato sauce

Kiwiはトマトソースが大好き。トマトソース=ケチャップですが、NZではトマトソースと呼びます。ジャシンダの家にもちゃんとありました。そしてブランドはもちろんニュージーランドのメーカー、Wattie’s(ワティーズ)のもの!

ジャシンダとクラークへ、スティーブンからの婚約祝い

スティーブンが贈った、ジャシンダとクラークへの婚約祝いがクラークのインスタグラムにアップされていましたが、これがちょっとシャレのきいたもの。

ペアのグラスなどにそれぞれ「Mr」と「Mrs」と刻印をいれる贈り物は定番ですが、二人へは「Mr」と「Prime Minister of New Zealand Leader of the New Zealand Labour Party」(NZ首相そしてNZ労働党党首)と刻印が!

 

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スティーブン・コルベアのYoutubeチャンネルでは、これ以外にも4つビデオがアップされていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事の筆者

石黒

石黒 沙弥
高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。
株式会社デック 取締役
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