オールブラックス、アルゼンチンに史上初黒星

オールブラックス、アルゼンチンに史上初黒星

現在オーストラリアでは、オーストラリア、アルゼンチン、そしてニュージーランド代表が戦うラグビーの国際試合、トライネーションシリーズが開催されています!

この大会は例年であれば、The Rugby Championship(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)と呼ばれる国際リーグ戦で、上記の3カ国と南アフリカの計4カ国が戦う大会。しかし、今年は南アフリカが新型コロナウイルスによる影響でオーストラリアへの渡航を断念。オーストラリア、アルゼンチン、そしてニュージーランドの3カ国で行われることに。

1996に始まったこの大会はアルゼンチンが加わる2012年までは、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカが戦うTri Nations(トライネーションズ)と呼ばれる大会でした。(この”トライ”は英語で3を表すTriとラグビーのTryの二つの意味をかけているそうです。)今年は2011年以来初めて3カ国での大会となったので、2020 Tri Nations Series(2020トライネーションズシリーズ)と名付けられ、10月31日にシドニーのBankwest Stadium(バンクウエストスタジアム)で開幕しました。

ブレディスローカップも獲得

トライネーションシリーズ第1戦となったニュージーランド対オーストラリア。この試合は、ニュージーランドとオーストラリアで開催される対抗試合、Bledisloe Cup(ブレディスローカップ)第3戦もかねていました。

 

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この試合は43対5でオールブラックスが快勝。

ブレディスローカップ戦としては、4戦中、2勝1分けとなり、この3戦目でオールブラックスの勝利が確定しました。

 

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ブレディスローカップが始まったのはニュージーランドラグビーユニオンによると1932年。諸説には1931年からともいわれており、オーストラリアラグビーユニオンは1931年を最初の大会としています。

今までの対戦成績はニュージーランドが48回(オーストラリアの説にそって31年からとすると49回)、オーストラリアが12回。ニュージーランドは2003年以来一度もオーストラリアにブレディスローカップを渡していません。

珍しい2連敗、そして歴史的大敗

そんなブレディスローカップ獲得に湧いたのもつかの間、トライネーションシリーズ第二戦、再びオーストラリアと戦ったニュージーランド。残念ながらオーストラリアに敗戦。この試合、オールブラックス、オーストラリア共にレッドカードの退場者を出す少々荒れた試合になってしまいました。

 

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そしてトライネーションシリーズ第三戦、対アルゼンチン戦で、なんと、オールブラックスがアルゼンチンに史上初黒星・・・!

 

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史上初めて、オールブラックスに勝利したアルゼンチン、涙ぐむ代表選手も。アルゼンチンラグビーにとって歴史的な日となりました。

この試合で話題になったのはアルゼンチンのキャプテン、Pablo Matera(パブロ・マテラ)。試合開始早々に若干揉め事になり、レフリーに注意を受けたものの「自分のチームメイトをけなすようなことは許せない、私たちは国のために戦っている」と主張。この試合、アルゼンチンの方が、国を代表するチームとして結束していたのを象徴するような出来事でした。

ワールドラグビーランキング3位に

この試合後、オールブラックスはワールドラグビーランキング2位から3位に後退。1位は昨年のラグビーW杯を制した南アフリカ、そして2位が最近の国際試合でジョージアを破ったイングランドとなりました。

今回の3位は、昨年のラグビーW杯の準決勝でイングランドに負け、3位決定戦でウェールズに勝つまでの1週間だけ3位に転落して以来。もちろんオールブラックスのランキング3位は2003年にこのランキングシステムが始まって以来最低の順位となります。

オールブラックスは2009年から2019年にかけて、507週間に渡ってランキング1位という記録を達成してたほど。

オールブラックスは連敗を記すのが珍しいチーム。オーストラリア、そしてアルゼンチンの2連敗には国内でも落胆の声が広がっています。次回のそして最後のトライネーションズの試合は11月28日の対アルゼンチン戦2戦目。ここでなんとか立て直して最終戦を勝利で飾って欲しいものです。

この記事の筆者

石黒

石黒 沙弥
高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。
株式会社デック 取締役
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