体重測定騒動にクッキー騒動?!ニュージーランド航空が騒動の渦中に。

まずはこちらのツイートをご覧ください。

この女性はニュージーランド国営放送で活躍するアナウンサー、ヒラリー・バリーさん。

オーマイゴッド! エアニュージーランド(ニュージーランド航空)が乗客全員に手荷物と体重を測りますってアナウンス。は、恥ずかしくなんかないんだから!(これ、5年ごとに必要とされている測定だそうです)

今週飛行機に乗る予定の人は、体重測定しないと飛行機に乗れない・・・?

飛行機に乗る前に体重計に乗らないといけないなんてちょっと恥ずかしいですね。

5年ごとに起きる体重測定騒動

バリーさんのツイートに、すかさずニュージーランド航空が返信。

キアオラ!(マオリ語の挨拶)これは乗客やクルーとその手荷物の重さの平均を計算するための法的な調査で5年ごとに行っています。このデータは匿名なので恥ずかしがらなくても大丈夫です!測定は強制ではありませんが、協力していただけると嬉しいです。

乗客だけでなく、パイロットやキャビンアテンダントの体重、そして手荷物の重さも測定するこの調査、なんと5年ごとに行われている法的に定められたものなんだそうです。これは、飛行機がどれくらいの重さを運べるのか、計算するためのもの。もちろん調査は匿名で行われ、測定を行う航空会社のスタッフにすら体重は見られないようになっています。

2003年の調査では15000人のデータが集められ、一人当たりの体重+手荷物の重さは平均85.4Kgとの結果が出ています。このデータを下に、13歳以上を一人86Kgと定め、標準の大型機が何人の乗客を乗せることができるのかが算出されたとか。

 Air New Zealand’s ‘weigh week’: Why the airline is weighing passengers(ニュージーランド航空の体重測定週間:なぜ乗客の体重を測るのか)

飛行機内でクッキー犯罪?!

もう一つ、最近話題になったニュージーランド航空が渦中となった騒動をご紹介。

(警視庁へむけて)こんにちは。犯罪を通報したいと思います。ニュージーランド航空がクッキーをショートブレッドに変更しました。すぐに警官を送ってください

こんなネタをツイートをしたのはテレビ局の気象予報士として活躍するマティ・マクレーンさん。マクレーンさんはニュージーランド航空が機内で出すクッキーが、チョコチップから何も入っていないシンプルな味のショートブレッドになったのにショックをうけ、こんなツイートをしたそう。

ニュージーランド航空で出されるクッキー、Cookie Timeはニュージーランドのクッキーのブランド。1983年にクライストチャーチで設立されました。最初は手のひらほどの大きなクッキーが1枚入ったものを販売、電子レンジで温めて食べるのも人気に。今ではバラエティーやサイズも増え、日本でも原宿の直営店やナチュラルローソンなどで購入することができます。

マクレーンさんのツイートに、警察とニュージーランド航空が即反応。

これはとても残念なことですが、犯罪とは言えないと考えます(反論は受け付ける)

Don’t go baking our hearts.気をつけないとミルクアロールートになるかも?!

 

このニュージーランド航空のツイートを少し説明すると”Don’t go baking our hearts”は、エルトン・ジョンとキキ・ディーの有名なデュエット曲、“Don’t go breaking my heart”(私の心を傷つけないで)のBreakingとBaking(クッキーを焼く)をもじったもの。そしてミルクアロールートはショートブレッドよりももっと安価な澱粉を使ったクッキーのことです。

Twitter上では

ショートブレッドの方がチョコチップよりも1000倍マシ!

ショートブレッド大賛成”という好意的な意見をいう人も見られました。

ちなみに機内で出されるクッキーの味は定期的に変わるそうです。

機内であまーいクッキーを出しつつ、体重測定させるエニュージーランド航空なのでした。

この記事の筆者

石黒
石黒 沙弥
高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。

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高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。
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