未知の味わい!?「希少品種の白2本&赤2本セット」販売スタート!

ニュージーランドワインラバーズが運営する「ボクモワイン」では、ニュージーランドでは珍しい品種のワインをセレクトした、セット商品の販売を開始しました。

NZワインといえば、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールなどですが、今回は希少な品種にスポットをあてました!

品種構成が比較的シンプルな、NZワイン。

2トップはなんといっても、生産量の約75%を占める白ワイン用ぶどうの「ソーヴィニヨン・ブラン」と、赤ワイン用ぶどうで一番多く生産されている「ピノ・ノワール」ですね。

その他には、シャルドネピノ・グリリースリングメルローカベルネ・ソーヴィニヨンシラーなどのいわゆる「国際品種」が栽培されています。

そんな中、ごく少量ではありますが、それほどメジャーではない品種のワインもつくられています。

このセットでは、そんな「今、NZではあまり見かけない品種」を集めてみました。

ワインセットの内容はこちらです。

  • サイフリード ヴュルツァー 2019(白)
  • ギブストンヴァレー レッドシェッド ベンディゴ ピノ・ブラン 2017(白)
  • サイフリード ツヴァイゲルト 2014(赤)
  • 大沢ワインズ フライングシープ サンジョヴェーゼ 2013(赤)

NZワインが「ソーヴィニヨン・ブラン」を足がかりに成功してから、まだ30年あまり。つまり、土地にぴったりあう品種が見つかれば、そこから一気に栽培が広がることも、十分に考えられるのです。

今はメジャーではない品種を育てている生産者は、そういった「次世代のスター品種」の可能性を見て、ワインづくりに取り組んでいるとも言えるでしょう。

それでは商品の詳細をご紹介します。

サイフリード ヴュルツァー 2019(白)の商品情報

サイフリード ヴュルツァー 2019

ワイナリー名 サイフリードエステート
ぶどう品種 ヴュルツァー
産地 ネルソン
ヴィンテージ 2019
香り 白い花、ライチ、ドライハーブ
アルコール度数 14.0%

【酸味】弱い ★ ★ ★ 強い
【甘辛】甘口 ★ ★ ☆ ☆ ☆ 辛口

「ヴュルツァー」は、1932年にドイツで生まれた交配品種。ドイツやオーストリア以外ではなかなかお目にかかれない品種です。

このヴュルツァーをNZで育てている唯一のワイナリーが、ネルソン「サイフリードエステート」です。

創業者のヘルマン・サイフリード氏はオーストリア出身。お隣の国ドイツでワインづくりを学んだ後、NZへ渡りワイナリーを設立しました。

国際品種を主力にしながらも、自身のルーツであるオーストラリア/ドイツで現在も栽培されている希少品種の育成に取り組んでいます。

ヴュルツァーの両親は「ゲヴュルツトラミネール」と「ミュラー・トゥルガウ」。香りはどこか、ゲヴュルツトラミネールの特徴香であるライチを思わせるエキゾチックなアロマがあります。また、ミュラー・トゥルガウが持つ軽やかなフルーティーさも受け継いでおり、ほんのりと残る優しい甘さが印象的です。

よく冷やして、ハーブやスパイスを効かせたお魚料理といっしょに召し上がってみてください。きっとうまくマッチすると思います。

ギブストンヴァレー レッドシェッド ベンディゴ ピノ・ブラン 2017(白)の商品情報

ギブストン ヴァレー レッド シェッド ベンディゴ ピノ・ブラン 2017

ワイナリー名 ギブストンヴァレーワイナリー
ぶどう品種 ピノ・ブラン
産地 セントラル・オタゴ
ヴィンテージ 2017
香り はちみつ、白い花
アルコール度数 13.6%

【酸味】弱い ★ ★ ★ ☆ ☆ 強い
【甘辛】甘口 ★ ★ ★ ★ ☆ 辛口

ピノ・ノワールは、世界のスーパースター。でも、そこから派生した白ぶどう「ピノ・ブラン」はなかなか出会う機会が少ない品種と言えるでしょう。

本場は、フランスのアルザス地方やドイツのバーデン地方。ドイツでは“ヴァイス・ブルグンダー”という名前で親しまれています。

ピノ・ブランは、良くも悪くも「出過ぎない」のが特徴です。シャルドネのようにニュートラルな印象で、あまり酸味が強くないワインになる傾向にあります。

このワインをつくる「ギブストンヴァレー」は、NZ最南端の産地セントラル・オタゴに拠点を構えるワイナリーで、高品質なピノ・ノワールやスパークリングワインを生み出しています。

ピノ・ブランにも、彼らがこの地で培った栽培・醸造の技術が駆使されていて、やさしい柑橘系の香りとしっかりとしたミネラル感があり、非常にドライな印象です。

日本の甲州やオーストリアのグリューナーヴェルトリーナーが好きな方には、ぜひおすすめしたいワインです。

サイフリード ツヴァイゲルト 2014(赤) の商品情報

サイフリード ツヴァイゲルト 2014

ワイナリー名 サイフリードエステート
ぶどう品種 ツヴァイゲルト
産地 ネルソン
ヴィンテージ 2014
香り ブラックベリー、ブルーベリー、ミント
アルコール度数 14.0%

【甘辛】甘口 ★ ★ ★ ☆ ☆ 辛口
【酸味】弱い ★ ★ ★ 強い
【渋み】弱い ★ ★ ★ ☆ ☆ 強い

さきほど、「ヴュルツァー」でご紹介したサイフリードエステートから赤でもう1本。

こちらの「ツヴァイゲルト」は、オーストリアの赤ワイン用ぶどうで最も多く育てられている品種です。オーストリア出身のヘルマン・サイフリード氏が故郷の味をニュージーランドでもつくろうと、誕生したのがこのワイン。

ツヴァイゲルトが植えられているのは、畑の中でわずか11列。合計1ヘクタール足らずですが、サイフリード氏の強い思いのもと、20年にわたってこのツヴァイゲルトのワインをつくり続けています。

味わいはブラックベリーやリコリスのアロマが中心で、木樽の香ばしさも感じられます。

2014ヴィンテージなので、やや味わいに丸みが出ており、複雑な熟成感も味わうことができるワインです。

日本でも北海道を中心にツヴァイゲルトの栽培が盛んになっているんですよ。日本産とNZ産を飲み比べてみると面白いかもしれませんね!

ペアリングには、魚介類のトマト煮込み、ミートソースのスパゲティ、鶏肉の甘辛煮などがおすすめです。

大沢ワインズ フライングシープ サンジョヴェーゼ 2013(赤)の商品情報

大沢ワインズ フライングシープ サンジョヴェーゼ 2013

ワイナリー名 大沢ワインズ
ぶどう品種 サンジョヴェーゼ
産地 ホークス・ベイ
ヴィンテージ 2013
香り アメリカンチェリー、いちご、
クローブ
アルコール度数 13.5%

【酸味】弱い ★ ★ ★  ☆ 強い
【渋み】弱い ★ ★ ★ ☆ ☆ 強い
【重さ】軽い ★ ★ ★ ☆ ☆ 重い

今回の4本の中では、このサンジョヴェーゼが最もメジャーな品種と言えるかもしれません。イタリアの土着品種として名高いぶどうで、イタリアン好きの中では定番の存在です。

しかし、そのあまりに強いイタリアのイメージがあるため、その他の国ではそれほど多くは栽培されておらず、NZでも生産量はごくわずかです。イタリア国内でも産地によってずいぶん味わいが変わる品種ですが、心地よい酸味があり、食事との相性がとても良いということが共通するイメージです。

このワインは、滋賀県に本拠地を置く大沢ホールディングスが運営する「大沢ワインズ」によるホークス・ベイ産。軽すぎず、重すぎない、まさにミディアムボディという表現がぴったりな赤ワインです。ヴィンテージが2013年とやや古いため、森の下草のような熟成感も楽しめます。

ナポリピザ、ミラノ風カツレツ、トリッパの煮込み、ビステッカなど、イタリアンとあわせると本領を発揮するワインだと思います。

もしかしたら、この中に、将来人気を博すようなスタイルのワインが存在するかも?

そんな気分でこのセットのワインを楽しんでいただければ嬉しいです!

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています
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監修

NZワインラバーズ編集部
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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当サイト「ニュージーランドワインラバーズ」は一般社団法人日本ソムリエ協会認定ソムリエで、飲食店「ボクモ」のオーナー岩須直紀が全記事を監修、一部執筆しているNZワインの専門サイトです。


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