NZワイン初心者さんにおすすめ!「はじめてのNZワイン4本セット」販売スタート!
2022.03.23
ニュージーランドワインラバーズが運営する「ボクモワイン」では、初めてNZワインを飲む方に最適なワイン4本セットの販売を開始しました。
はじめてニュージーランドワインを飲むなら、「これぞNZの味」というワインをぜひ味わっていただきたい!!
その思いから、この4本セットをつくりました。
まず白ワインで選んだのは、国の生産量の約75%を占める代表的な品種「ソーヴィニヨン・ブラン」です。
NZのソーヴィニヨン・ブランの特徴をひと言でいうと「フレッシュ&フルーティー」。弾けるような柑橘系の爽快な香りと、フレッシュハーブの香りが感じられます。ジューシーでありながら、ほんのりとしたほろ苦さが残り、後味はすっきりドライ。とても素直な味わいの白ワインです。
このセットでは、そんなNZの象徴的存在のソーヴィニヨン・ブランから、タイプの異なる2種類のワインをセレクトしました。
続いて赤ワイン。選んだのは、NZを代表する赤ワイン用ぶどう品種の「ピノ・ノワール」です。
柔らかく繊細で、渋みが少ない品種として知られるピノ・ノワールですが、NZ産の特徴は、ややベリー系の果実味が強く、フルーティーな味わいであること。そのため、赤ワインがそれほど得意ではない方でも、受け入れやすい傾向にあります。
このセットでは、「柔らか系」と「しっかり系」の2種類のピノ・ノワールを選びました。
ワインセットの内容はこちらです。
- インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2020
- ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン 2021
- ダッシュウッド マールボロ ピノ・ノワール 2019
- インヴィーヴォ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2019
それでは商品の詳細をご紹介します!
インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2020の商品情報
ワイナリー名 | インヴィーヴォ |
---|---|
ぶどう品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
ヴィンテージ | 2020 |
香り | マンゴー、白桃、ドライハーブ |
アルコール度数 | 13.0% |
【酸味】弱い ★ ★ ★ ★ ☆ 強い
【甘辛】甘口 ★ ★ ★ ☆ ☆ 辛口
ハリウッド女優の「サラ・ジェシカ・パーカー」がワインメイクに関わって誕生したこのワイン。
ファッションやコスメで自身のブランドを展開するサラ・ジェシカ・パーカーは、実は、大のワイン好き。NZのワイナリー「インヴィーヴォ(INVIVO)」とタッグを組んで生まれたこのワインは、大きな話題を呼び、その品質は国際コンペでも高い評価を得ています。
2020ヴィンテージのこのワインは、ニュージーランドのINVIVO側が、アメリカのサラ宛に製法を変えて試作したサンプルを空輸で送り、Zoomで会議をしながら、どれを採用するかを決定しました。
NZのソーヴィニヨン・ブランは、柑橘類のような酸味が際立っているものが多いのですが、このワインに関してはそれほど酸は強くなく、白桃やパイナップル、パッションフルーツのようなニュアンスが前面に出ています。
ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン 2021の商品情報
ワイナリー名 | ヴィラマリア |
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ぶどう品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
産地 | マールボロ |
ヴィンテージ | 2021 |
香り | グレープフルーツ、ドライハーブ |
アルコール度数 | 13.5% |
【酸味】弱い ★ ★ ★ ★ ☆ 強い
【甘辛】甘口 ★ ★ ★ ☆ ☆ 辛口
大手ワイナリー「ヴィラマリア」のソーヴィニヨン・ブランです。
①のワインと比べると、まず違うのはその香り。はっきりとしたライムやグレープフルーツなどの柑橘類の香りが、とても豊かに香ってきます。
グラスを回してしっかり空気に触れさせると、亜熱帯系のフルーツのふくよかな甘い香りやハーブの香りが漂います。
そして、味わいも①とは違い、キリッと引き締まった酸味が特徴的です。柑橘系のフルーティーさが口の中で広がり、フィニッシュには、グレープフルーツのようなほろ苦さもあります。
非常に後を引くタイプの味わいですが、べたっとした甘さが口の中に残らないので、お食事にも合わせやすいです。
外観、香り、味わい全てが、NZのソーヴィニヨン・ブランのお手本のような1本といえるでしょう。
続いては赤ワインです!
ダッシュウッド マールボロ ピノ・ノワール 2019 の商品情報
ワイナリー名 | ダッシュウッド |
---|---|
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
産地 | マールボロ |
ヴィンテージ | 2019 |
香り | アメリカンチェリー、カシス |
アルコール度数 | 13.5% |
【甘辛】甘口 ★ ★ ★ ☆ ☆ 辛口
【酸味】弱い ★ ★ ★ ☆ ☆ 強い
【渋み】弱い ★ ★ ★ ☆ ☆ 強い
「ダッシュウッド」は現地でも大人気の銘柄で、アメリカにも多く輸出されています。このワインは、NZ最大の産地「マールボロ」の個性を反映した、フルーティー系ピノ。
チェリーやカシス、フランボワーズのような綺麗な果実味が味わいの中心にあり、心地よい酸味、ほんのりとした渋みが、このワインの爽やかさを演出しています。
とてもバランスが良く、飲み疲れしない「やわらか系赤ワイン」ワインですね。
ピノ・ノワールという品種は、育てるのが難しく大量生産に向かないため、どうしても高価になりがちですが、このワインは、破格にコストパフォーマンスが高い一本です。
インヴィーヴォ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2019の商品情報
ワイナリー名 | インヴィーヴォ |
---|---|
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
産地 | セントラル・オタゴ |
ヴィンテージ | 2019 |
香り | カシス、アメリカンチェリー、 腐葉土 |
アルコール度数 | 14.2% |
【酸味】甘口 ★ ★ ★ ☆ ☆ 辛口
【渋み】弱い ★ ★ ★ ★ ☆ 強い
【重さ】弱い ★ ★ ★ ★ ☆ 強い
4本目のこのワインは、③に比べるとしっかりとしたコクと渋みのあるピノです。
世界のピノ・ノワール好きが注目する産地「セントラル・オタゴ」から届いたこのワインは、ピノ・ノワールにしてはしっかりとした見た目の濃さがあります。
口当たりはソフトで、カシスやアメリカンチェリーのような風味があり、木樽の香ばしさも感じられます。旨みが強く、飲み込んだ後もじんわりと旨みと渋みが口の中に残ります。
このような「しっかり系」タイプのピノ・ノワールは、お肉料理との相性は抜群!鶏、豚、ラム、牛の料理全般にとても良くあいます。特に焼き肉、バーベキュー、煮込み料理にはこの1本があるだけで、食卓がぐんとグレードアップするでしょう。
「これぞNZの味」4本!
ぜひこのセットで、NZワインの扉を開いてください!
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています
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監修

- ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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