2023年5月5日は「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」

シャルドネやリースリングなどと並ぶ、白ワインのトップクラス品種「ソーヴィニヨン・ブラン」。

世界的に人気の高い品種ですが、特にニュージーランドでは、生産量の約75%のシェアを誇るとても重要なぶどう品種です。

そんなNZワインの顔ともいえる「ソーヴィニヨン・ブラン」を、一年に一度お祝いする日があります。

 

その名も「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」!

毎年5月の第一金曜に開催されているんですよ。

国際ソーヴィニヨン・ブランの日公式サイト

今年2023年の開催日は、5月5日金曜日。この“お祝い”では、世界各地のワイナリーや販売店、レストランなどが、ソーヴィニヨン・ブランを使ったイベント等を開催します。

 

また、世界中どこにいても、誰でも参加可能なイベントでもあるんです。

その参加方法は…

  1. ソーヴィニヨン・ブランを飲んで楽しむ
  2. ハッシュタグ#をつけて、その様子をSNSでシェア

するだけ!です!

ワイン、乾杯

ソーヴィニヨン・ブランの素晴らしさを、世界各地のワインラバーズとともにお祝いする、というこのイベント。

 

みなさんも、お家やアウトドア、お店などで、ソーヴィニヨン・ブランを一緒に楽しみましょう!

SauvignonBlancDayとは

この「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」という記念日は、アメリカのナパ・バレーにある「サン・シュペリ・エステート・ヴィンヤーズ&ワイナリー(ST. SUPÉRY ESTATE VINEYARDS & WINERY)」というワイナリーによって始められました。

2010年からスタートしたこのイベントは、毎年5月の第一金曜日に開催されています。

現在は、地元ナパの生産者やニュージーランドワインとも提携し、世界中のワイン愛飲家とより深くつながり、ソーヴィニヨン・ブランを国際的に祝うイベントになっています。

ハッシュタグをつけて参加しよう!

ソーヴィニヨン・ブランをグラスに注ぎ、ワインを飲んで楽しんでいる様子を、みなさんがお好きなSNSでシェアしましょう。

オフィシャルハッシュタグはこちらです。

#SauvBlancDay #SauvignonBlancDay

 

仲間とワイワイでも、一人でまったりでもいいですね!

この記念日を始めた「サン・シュペリ・エステート・ヴィンヤーズ&ワイナリー」

この記念日を始めた「サン・シュペリ・エステート・ヴィンヤーズ&ワイナリー」は、ナパ・バレーで一番大きなソーヴィニヨン・ブランの畑を持つワイナリー。

 

ナパ・バレーは、カリフォルニアの中でも高品質のワインを生み出す産地として知られていますが、そんなナパにおいて、サン・シュペリはソーヴィニヨン・ブランの重要な生産者です。

この産地におけるボルドー品種の先駆者でもあるサン・シュペリでは、ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、その他ボルドーの赤系品種を中心に生産しています。

また、厳格な基準をもつ環境プログラム「ナパグリーン」の認証を受けており、サステイナブルなワインづくりを実践しているワイナリーとしても高い評価を受けているワイナリーです。

ソーヴィニヨン・ブランってどんな品種?

ソーヴィニヨン・ブラン

シャルドネ、リースリングと共に「3大白ワイン用ぶどう」ともいわれる白ぶどうソーヴィニヨン・ブランは、フランスやアメリカをはじめ、チリやオーストラリアなど世界中で栽培されている品種です。

「白ワインだらけの国」ともいえるNZは、生産量の85%以上が白ワイン。さらにその中でも、圧倒的なシェアを占めるのがこのソーヴィニヨン・ブランです

 

まさにNZを代表するぶどう品種ですね。

ソーヴィニヨン・ブラン

NZのソーヴィニヨン・ブランは、すっきりとした酸味が特徴です。さらに「柑橘類やパッションフルーツのようなフルーティーさ」と「ハーブの爽やかさ」をあわせ持つ香りと味わいは、唯一無二のキャラクターとして認知され、世界中で愛されています。

NZでの主要産地は、南島のマールボロ地方。この地方を中心に、NZ全土で個性豊かなソーヴィニヨン・ブランが生まれています。

 

NZのソーヴィニヨン・ブランは、これからワインを始める方にもぴったりな白ワインですよ!

おすすめのソーヴィニヨン・ブランのワインは?

 

さて、ここで「ソーヴィニヨン・ブランの日」に是非飲んでいただきたい、僕のおすすめワイン2本をご紹介します。

ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン

ワイナリー名 ヴィラマリア(Villa Maria)
ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン
産地 マールボロ
ヴィンテージ 2022
希望小売価格 2,200円(税込)

2018年に「ニュージーランドワイン・オブ・ザ・イヤー」で銀賞を受賞するなど、世界にその名を轟かせるNZワインのリーディングカンパニー「ヴィラマリア」。その代表的なワインがこちらです。

マールボロのソーヴィニヨン・ブランの正道の味わいを、リーズナブルな価格でお楽しみ頂けます。

 

このワインには、ベビーリーフやサニーレタスなど少し苦みのあるお野菜や魚介料理がよく合います。鶏の唐揚げなど油を使った料理とも相性が良いですよ!

ご購入はこちら:ボクモワイン

クラウディ ベイ ソーヴィニヨン・ブラン

クラウディ ベイ ソーヴィニヨン・ブラン

ワイナリー名 クラウディ ベイ (Cloudy Bay)
ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン
産地 マールボロ
ヴィンテージ 2022
希望小売価格
4,455円(税込)

NZワインを語る上で欠かせない存在の「クラウディ ベイ」。1985年に初リリースされたソーヴィニヨン・ブランは「世界が白(ワイン)に目覚めた一本」とも称され、まだ認知度の低かったNZワインの魅力を世界に知らしめました。

最新の2022ヴィンテージからは、ボトルデザインが一新され、さらにスタイリッシュな印象になっています。

キリッとした酸味、グレープフルーツやパッションフルーツの風味、ハーブの爽やかさが特徴で、NZの代表産地であるマールボロのスタイルをしっかりと表現しています。

 

カルパッチョやグリーンサラダ、白身魚のムニエル、フライドチキンなどとの相性は抜群です。

ご購入はこちら:ボクモワイン

 

その他にもボクモワインでは、多数のソーヴィニヨン・ブランのお取り扱いがございます。ぜひ、お気に入りのワインを見つけてみてくださいね。

ご購入はこちら:ボクモワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)

まとめ

毎年5月の第一金曜に開催される、「国際ソーヴィニヨン・ブランの日」。今年の開催は、5月5日金曜日です。

ソーヴィニヨン・ブランを飲んで、ぜひその様子をSNSでシェアしてくださいね。世界各地のワインラバーズとより深くつながり、その素晴らしさや感動を分かち合う一日にしましょう!

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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