エルトン・ジョン、肺炎でNZ公演を切り上げ

エルトン・ジョンが、Farewell Yellow Brick Road tourのニュージーランド、オークランド公演初日を、体調不良のため途中で切り上げ。25曲用意されていたセットリストのうち、16曲を歌い上げた後、涙ながらにステージを後にしました。

エルトン・ジョンのインスタグラムに掲載されたメッセージには、オークランドのコンサートに来てくれたファンへの感謝とお詫びの言葉が掲載されました。

 

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最後となる世界ツアー、Farewell Yellow Brick Road tourを展開中

エルトン・ジョンは1947年生まれ、イギリス出身の伝説的ロックスター。先日はアカデミー賞で、自身の半生を描いた映画、Rocketman(ロケットマン)の楽曲、(I’m Gonna) Love Me AgainがBest Original Songアカデミー歌曲賞を受賞したことで話題になりました。

アカデミー賞授賞式でライブ・パフォーマンスを披露するエルトン・ジョン

 

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ちなみに1995年にはディズニーのアニメーション映画、The Lion King(ライオンキング)の楽曲、”Can You Feel the Love Tonight”、”Circle of Life”、”Hakuna Matata”の3曲がノミネートされ、”Can You Feel the Love Tonight”が受賞しています。

2018年1月に、コンサート活動からは引退すると表明し、最後の世界ツアーは3年に渡って行うと発表。2018年の9月から、アメリカ・ペンシルベニア州のアレンタウンで”Farewell Yellow Brick Road tour”がスタートしました。

マイコプラズマ肺炎と診断されるもコンサートを決行

実は2月16日のオークランドでの初日のコンサート前に、マイコプラズマ肺炎と診断されていたエルトン・ジョン。それでも最高のパフォーマンスをファンに届けたいとコンサートを決行しました。

しかし、コンサート半ばで

I’ve just completely lost my voice – I’m so sorry,

「全く声が出なくなってしまった、本当に申し訳ない」

と涙し、ステージを後にしました。

マイコプラズマ肺炎は英語では”atypical pneumonia”。エルトン・ジョンのSNSや英語の記事にはwalking pneumoniaと掲載されていることが多いですが、これは体調が比較的元気なことが多いため、英語では通称walking pneumonia(歩ける肺炎)とも呼ばれているそうです。

途中でコンサートを切り上げ、医者の診療を受けたところ、休養を挟めば、あと2公演予定されているオークランド公演は予定通り開催できるだろうとのことで、2月18日に開催される予定だったコンサートは一旦19日に延期、そして最終日が20日となるはずでした・・・。

しかし、残り2公演は来年1月に延期に!

Elton John forced to can Auckland shows, concerts rescheduled for next year

エルトン・ジョンはニュージーランドのファンに、下記のコメントを発表しています。

I’m incredibly disappointed to have to reschedule my remaining Auckland dates and I want to send my sincerest apologies to my amazing fans for any inconvenience caused

「オークランド公演の延期は大変残念に思っている。素晴らしいファンに、迷惑をかけたことを心からお詫びしたい。」

I always want to be able to give one hundred per cent and I’m afraid that, right now, I’m not able to do that. I am grateful for the love and loyalty I have been shown by all of you and I can’t wait to return in January next year to perform my final New Zealand shows.

「私はいつも100%を出し切ったパフォーマンスを提供したいと思っている。が、残念ながら、今はそれができない。皆さんのサポートには本当に感謝している。また来年ニュージーランドの戻ってくるのを本当に楽しみにしている。」

途中終了となった公演のチケットの返金は?

コンサートに訪れていたファンは、体調不良を押してパフォーマンスをしてくれたエルトン・ジョンへの感謝と、彼の体調を心配しているものの、コンサートが半分で終わったのにチケットの代金が返金される予定がないと発表されると、複雑な思いを抱いたよう。

Sir Elton John fans feel ‘cheated and disappointed’ (エルトン・ジョンのファン「損したし残念だ」)

この記事の中には数人のファンのコメントが紹介されています。

チケットは一人250ドル。6人で参加した。もちろんエルトンのことは心配だ、でもコンサートが半分で終わってしまったことは残念すぎる。とくにこの後の2公演が最後まで行われることになれば、損したなという気持ちは否めない

半分で終わらなければ素晴らしいコンサートだった。チケットに600ドルも出した・・・

100%のパフォーマンスができないのなら途中で中止するという姿勢は尊重するが・・・

このオークランドのコンサートは地元の人たちだけでなく、多くが高い交通費や宿泊費を払って参加しているため、途中での中止には落胆。

コンサート主催者は「2時間以上は公演を行なった」としてチケット代の返金はしない方針。

これをうけて、ニュージーランドの消費者を保護する組織Consumer NZは

「公演が約束された予定の3分の2しか行われなかったのだから、一部の代金の返金は認められるべき」

との見解を発表し、チケットエージェントとの交渉を試みる価値はあるとアドバイスしています。

今回のコンサートツアーを最後に、コンサートからは引退を表明しているエルトン・ジョン。彼のパフォーマンスを生で見られるのは最後のチャンス。早く良くなって、予定された残りの世界ツアー、そして来年に延期されたオークランド公演が無事に開催されることを祈ります。

この記事の筆者

石黒

石黒 沙弥
高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。
株式会社デック 取締役
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