NZ帰国者のコロナ感染者続出 国内の検査数も増加

NZ帰国者のコロナ感染者続出 国内の検査数も増加

新型コロナウイルスの世界的な感性拡大に伴い、国境封鎖中のニュージーランドは、現在ニュージーランドの国籍または市民権を持つ帰国者と、政府から特別の許可を得た人以外の入国を禁じています。

その海外からの帰国者からコロナの陽性者が続出。24日間のNZ国内感染者ゼロが続いたあと、6月16日から感染者が数人ずつ増え続け、6月25日は3人、現在合計で13人の感染者が確認されています。

市中感染はなし

現在市中感染は発生しておらず、陽性者はすべて、海外からの帰国者。ここ数日では、インドやペルーからの帰国者から陽性者が出ています。ただ、重症者はおらず、ほとんどが管理されたホテルにて隔離中。市中感染が発生する可能性も極めて低いとされています。

現在ニュージーランドでは、マスクの着用やソーシャルディスタンスを保つといった、日本や他の国が行なっているようなコロナ対策は必要とされていません。その為、6月半ばからは数万人の観客ありのラグビーの試合が始まったほど。

市中感染が発生すれば再び規制が厳しくなり、ロックダウンという状態にも戻りかねません。

帰国者の検査がおざなりに

6月9日から6月16日の間に、義務付けられている14日間の隔離を、家族の危篤や葬儀を理由に特別に早く出ることを認められた人が54人いましたが、そのうちの50人が検査を受けていませんでした。

また6月9日から6月16日の間に隔離を終えた2159人のうち、449人は検査なしで隔離されていたホテルを出ています。

14日間の隔離の間に2度(3日目と13日目)に検査を受けることは規則で決まっているのですが、それがちゃんと行われていないことが続々と発覚。

ニュージーランド人の帰国を止めることはあってはならないので、しっかりとした検査体制を維持して欲しいですね。

「日本はルールを変えたり新しくするのに時間がかかるけど、一度決まったらしっかり守る。NZはルールを変えたり新しくするのは早くて柔軟だが、やるのはいいかげん。」

と日本に住むKiwiが分析してくれました。

コロナ検査に4時間の行列

隔離されている帰国者のコロナ検査はおざなりになっていますが、ニュージーランド国内では毎日たくさんの検査が行われています。

南半球のニュージーランドは冬。それに伴い、インフルエンザにかかる人や、風邪をひく人も増えているため、コロナの検査を希望する人も増えています。

テストが行われている各施設では、場所によっては最高4時間待ち。1日に30〜40件以上だった検査数も場所によっては200件近くに。

たとえ海外からの帰国者だとしても、国内の陽性者数が増加するのをみて、自身の感染を心配する人も増えているようです。

Covid 19 coronavirus: Test queues grow as cold season hits(インフルエンザの季節到来、コロナウイルス検査に行列)

ニュージーランドでは、「喉の痛み鼻水など少しでもそれらしい症状がでたら、すぐに検査を受けるように」と呼びかけてきましたが、最近検査を必要とする人の条件を変更しています。

  • 陽性者と接触があった
  • 海外からの帰国
  • 海外からの帰国者と接触があった
  • 飛行機または船で働いた
  • 空港または隔離施設で働いた

この条件に当てはまらなければ、検査を受けることは求められません。

これから本格的に冬に入っていくニュージーランド。1日も早く再び感染者ゼロになるといいですね。

この記事の筆者

石黒

石黒 沙弥
高校・大学時代を過ごしたNZを故郷と愛する。購入するワインは100%NZで、常備しているのはSILENIのソーヴィニヨン・ブラン。マーマイト大好き。歴代彼氏の半分以上がKiwi。
株式会社デック 取締役
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