ニューワールド(新世界)

ワインを生産する国は、その歴史から「オールドワールド(旧世界)」「ニューワールド(新世界)」とに分類されます。

ニューワールドとは、ヨーロッパのワイン生産国・地域と比較して、歴史が新しい生産国の総称で、

  • アメリカ
  • チリ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • アルゼンチン
  • 南アフリカ
  • カナダ
  • 日本

などが含まれます。

ニューワールドでは、オールドワールド(ヨーロッパ)の長い歴史で培われたワインづくりの技術を取り入れながらも、慣習にとらわれない自由なワインづくりを好む傾向にあります。

また、ぶどうの品種がラベルに表記されているものが多く、初心者が品種の特徴をつかむのに適しています。リーズナブルな価格帯のワインが充実しているのも特徴です。

しかし、その実力は決して侮ることはできません。それぞれの国でその土地の特徴を反映した個性あふれるワインが生産されており、1本1万円を超えるような高級ワインも数多く存在します。

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。

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