ミュラー・トゥルガウ(Müller-Thurgau)

ミュラー・トゥルガウ

「ミュラー・トゥルガウ」は、ドイツで開発された白ワイン用ぶどう品種です。

1882年にドイツのガイゼンハイム研究所で、リースリングとマドレーヌ・ロイヤルを交配してつくられました。

開発者のヘルマン・ミュラー教授がスイスのトゥルガウ州出身であったことから「ミュラー・トゥルガウ」と名付けられました。

ミュラー・トゥルガウのワインは、フレッシュで口当たりの良い爽やかなスタイルが特徴で、若いうちに飲まれることがほとんどです。

主な栽培地はドイツやオーストリアなどですが、早熟で、収量も多く、病気にも強いことから、世界中で栽培されています。

以前はニュージーランドでも、ギズボーンやマールボロ地方を中心に積極的に栽培されていましたが、現在は他の品種に取って代わられ、あまり見かけない品種になりました。

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。

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