サンジョヴェーゼ|イタリアを代表する品種でパスタやピザのお供に最高

サンジョヴェーゼ(Sangiovese)は、イタリア原産の赤ワイン用ぶどう品種です。

イタリアで非常に有名な赤ワインといえば、「キャンティ」

キャンティとはイタリア中部のトスカーナ州の地域名であり、主にそこで作られたワインを指します。

そのキャンティに使われている主要品種が、サンジョヴェーゼです。

イタリアはフランスと並ぶワイン大国ですが、ワイン法による規制が厳しいフランスに比べて、かなり自由なムードがあります。かつて、ワインに関するルールが地域ごとに乱立してしまった経緯もあるため、ワインの全体像がつかみにくい国かもしれません。

そんなイタリアワインの中でも、ひときわ有名でファンの多い品種がこのサンジョヴェーゼです。

ひとくちで言い表せない多種多様さが特徴

サンジョヴェーゼの特徴は多種多様。

一言でその特徴を言い表すことは困難ですが、ザックリとしたところで言うと、

  • 色は、透明な赤紫色から濃いルビー色
  • はっきりした酸味がある
  • 適度な渋み
  • キメの荒いタンニン(苦味成分)
  • いちごやさくらんぼ、プラムの香り

これらのような特徴が、サンジョヴェーゼの共通ポイントとして挙げられます。

あのイタリア・キャンティの主要品種として活躍

イタリアワインを語るに外せない「キャンティ」。

キャンティはイタリア中部トスカーナ州の地名で、イタリアを代表する大きなワイン産地です。

ここでつくられるワインの総称を「キャンティ」と呼び、主要品種としてサンジョヴェーゼを75〜100%使います。

そして、古くから高品質なキャンティをつくる更に少域の地域があり、こちらでつくられたワインを「キャンティ・クラシコ」と言います。

もともとキャンティでは素晴らしいワインがつくられていたのですが、キャンティが人気になると、近隣の地域までもワインを売るために「キャンティ」の名前を使うようになり、キャンティが乱立する結果になりました。

それではいけないと動きだした地元の人々が「我々こそ、元祖キャンティだ!」と言わんばかりに、キャンティ・クラシコという名前をつけて、区別しやすいようにしたのです。

キャンティ、キャンティ・クラシコの違いは下記のようになっています。

種類 地域・特色
キャンティ 新規参入のワイナリーもあり、
品質は多種多様。
お手軽なもの〜高級なものまで。
キャンティ・
クラシコ
古くからキャンティを、
作っている。高級ワイン。
黒い鶏の絵が印

決してキャンティが劣るというわけではなく、様々な品質のものが混在しているというような状況です。

ですが、自由な国イタリアのワインは飲みやすいものが多いので、キャンティを見つけたら是非挑戦してみてください!

サンジョヴェーゼに合う食事

サンジョヴェーゼに合う食事は、なんといってもイタリア料理。

トマトの酸味によく合うので、ピザやトマトソースのパスタにはぴったりです。

まだまだマイナーなニュージーランドのサンジョヴェーゼ

フランス原産の品種が多くを占めるニュージーランドでは、イタリアのサンジョヴェーゼは、まだまだマイナーな存在です。

しかし、チャレンジ精神旺盛な生産者も多いため、実験的にサンジョヴェーゼを畑に植えているワイナリーも出始めています。

大沢ワインズ

大沢ワインズは、NZ北島ホークス・ベイ地方のワイナリーです。

オーナーである日本人の大沢 泰造さんが55歳の時に一念発起し、海外で農業がしたいという長年の夢を叶えるべく、2006年にニュージーランドに渡りました。

大沢ワインズでは、NZでは珍しい品種であるサンジョヴェーゼの栽培にも力を入れています。

▶大沢ワインズ

まとめ

イタリアの赤ワイン代表、サンジョヴェーゼ。

気軽に飲める赤ワインですが、多種多様であることが特徴なので一言では表現できない奥深さをもった品種でもあります。

NZではまだマイナーですが、是非これから注目したい品種です。

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部
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NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています
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監修

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岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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