ミーシャズ ヴィンヤード ゲヴュルツトラミネール ザ・ギャラリー 2014

レビュー日 2019.11.21
地域 セントラル・オタゴ
ワイナリー ミーシャズ ヴィンヤード(Misha's Vineyard)
品種 ゲヴュルツトラミネール
収穫年 2014
香り ライチ、マンゴー、グアバ、ハチミツ、バラ
アルコール 14.0%
シーン 中華やタイ、ベトナムなどのエスニックフードのお供に
購入先リンク ▶楽天市場
希望小売価格 3,400円(税別)

岩須

ライチの香りに加えて、南国のフルーツの香りも感じられるエキゾチックな、ゲヴュルツトラミネール。 甘みとほろ苦さがあり、とても長い余韻を味わえます。

舌を噛みそうだけど、すんなり言えるとカッコイイぶどう品種の代表格、それがゲヴュルツトラミネール」。10回口にすれば言えるようになります(笑)。

この品種は、香りがとても個性的なことで知られています。

その個性とは「ライチ」。楊貴妃が愛したという魅惑のフルーツです。

もちろんワインにはライチの果汁は一切入っていませんが、あのなんとも言えない魅力的な香りがグラスから強く立ち上ります。(個人的には、昔、給食のデザートで出てはじめてライチを食べて美味しさに感動したのと同時に、なんで種がこんなに大きくて実が少ないんだよ、実がもっと食べたいのに!1個だけとか少なすぎる!と思っていました 笑)

さて、このミーシャズ ヴィンヤードのゲヴュルツトラミネール。

そのライチの香りに加えて、南国のフルーツ(マンゴーやグアバ)の香りもあって、かなりエキゾチックな気分にさせてくれます。

ひとくち飲むと、まったりとした旨みが広がり、最後にはやさしい甘みとほんのちょっとのほろ苦さを感じます。グレープフルーツの皮みたいな心地いい苦みですね。

こういうやさしい甘みを持つスタイルのことを、ワインの世界では「オフドライ」と呼びます。

辛口ではなく、ほんのり甘みが感じられる=オフドライと覚えておけばよいでしょう。ラベルにそう表記されることもあります(されないことも多いので、分かりやすくするためにもっとして欲しいなと思います)。

おすすめのペアリング

では、こういうワインに何をあわせるか。

それは、中華料理。それから、タイ料理屋ベトナム料理などのエスニック系。

オイリーな料理、あるいはスパイシーな料理は、このゲヴュルツトラミネールのオフドライスタイルがばっちりあいます。

パンチのあるアジアン料理には、パンチ+甘みのあるワインで対抗する、そんなイメージですね。

パクチーなどの香草にも意外にもマッチするので、いちど試してみてください。

エビの生春巻き

ベトナム料理を代表する「生春巻き」は、エビや豚肉などお好みの具材を巻いて野菜といただく、さっぱりした一品。サラダみたいな感覚ですね。

ミーシャさんご本人も「このワインにはエスニック系がいいね」って言ってました!おすすめです!

ソースはナンプラーベースでもチリソースでも、相性◎

料理 生春巻き

エビチリ

白ワインにエビチリ!?
と思うかもしれませんが、これが合うんです。

創作中華料理の代表「エビチリ」は、本場の四川料理よりも辛味はマイルド。ケッチャップの酸味と卵のコクが、ゲヴュルツトラミネールにはぴったりです。

エビチリ

ワイナリー「ミーシャズ ヴィンヤード」について

このミーシャズ ヴィンヤードの畑は、ダンスタン湖という細長い湖のほとりにあります。

僕が訪ねたとき、オーナーのミーシャさんは自家用車の助手席に僕を乗せて畑を見せてくれました。

車はパジェロ!(NZは日本の車だらけの国なんです)。

湖のほとりから急に立ち上がる丘に畑があるので、その急な丘をのぼるには悪路に強い四駆の車が役立ちます。

土埃をあげながら道なき道をのぼると、斜面をうまく利用して作られたぶどう畑が見えてきます。

畑はとてもきれいに整備されています。丘の上から見下ろすダンスタン湖も非常に美しい。湖からの太陽の反射光もぶどうの育成にの役に立っているそうです。

丘はごつごつの岩でできた非常にやせた土地で、ゴールドラッシュの時代に中国人がやってきて金脈を求めてあちこちを掘った痕跡が残っています。

ミーシャと彼女のスタッフは、この痩せた岩盤の土地こそぶどうの栽培に向いていると目をつけ、この土地を購入したそうです。

あまりに固い岩盤なので、ぶどうの木はドリルで掘った穴に植えられています。

岩盤では水はけが良すぎるため、湖から水を汲み上げる灌漑設備を整えて水やりをしています。

痩せた土地だからこそ、ぶどうは地中奥深くまで根を伸ばし、いろんな地層の養分を吸った複雑な旨みを持った果実をつける。その現場を目の当たりにしました。

▶ミーシャズ ヴィンヤード公式サイト

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

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NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

NZワインラバーズ編集部

岩須 直紀
ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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