オイスター ベイ ソーヴィニヨン・ブラン 2019

レビュー日 | 2021.01.08 |
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地域 | マールボロ |
ワイナリー | デリゲッツ ワイン エステート(Delegat Wine Estate) |
品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
収穫年 | 2019 |
香り | グレープフルーツ、ツゲ |
アルコール | 13% |
シーン | オイスターパーティーに「オイスター ベイ」。ぜひ牡蠣のある食卓に。 |
購入先リンク | ▶楽天市場 |
参考価格 | 2,690円(税別) |


岩須
際立つ果実味、適度なほろ苦さ、ほのかな甘み。NZの特徴がしっかりと表現された、スタンダードなソーヴィニヨン・ブランです。
色合いは、少しグリーンがかったイエロー。透明感がありとても綺麗な外観です。
ディスクは分厚く、旨みが強そうな印象ですね。
注いだ瞬間、少〜しプチプチっとした発泡のニュアンスがあります。これは若いワインの特徴です。
香りはとても華やか。
グレープフルーツや(植物の)ツゲとも言われる、非常に素直なソーヴィニヨン・ブランの香りがします。
ハーブのニュアンスもしっかりと感じられ、「これぞ、NZマールボロのソーヴィニヨン・ブラン!」というど真ん中のスタイル。テイスティングの試験問題に出されたら、勉強している人ならすぐにわかると思います(笑)
味わいにもNZの特徴がよく出ていて、グレープフルーツやレモンなどの柑橘の味わいが心地よく、さっぱりと口を洗い流してくれるような清涼感があります。
とってもフルーティーなワインなので、「これ本当にぶどうからできてるの?柑橘類が入ってるんじゃないの!?」と思えるかもしれませんね。
適度なほろ苦さと甘みもあり、非常にバランスのとれた「みんなが大好きなニュージーの味」と言えるワイン。
「オイスター ベイ」という名前も覚えやすいですし、贈り物にも最適ではないでしょうか。
“マールボロのソーヴィニヨン・ブランのど真ん中の味” をまだ飲んだことがない方は、ぜひお試しください!
おすすめのペアリング
このワインは、「オイスター ベイ」という牡蠣の養殖が盛んな地元の湾の名前が由来しています。
というわけで、その名の通り「オイスター(牡蠣)」を合わせてみましょう!
牡蠣のお鍋でもいいですし、蒸し料理や焼料理、カキフライでもいいでしょう。牡蠣のある食卓にこの1本はとても似合います。
牡蠣に柑橘類のドレッシングをしぼるというイメージで、柑橘の香りのこのワインをあわせてみてくださいね。
ワイナリー「デリゲッツ ワイン エステート」について
創立1947年の「デリゲッツ ワイン エステート」は、NZでは比較的規模の大きなワイナリー。
今回レビューした「オイスター ベイ」は、この「デリゲッツ ワイン エステート」が展開するワインブランドの一つです。
オークランドに本社を置き、マールボロ、ホークスベイ、バロッサバレー(オーストラリア)にて、ぶどう畑を所有。最先端の技術を備えたワイナリーで、最高級のプレミアムワインを生み出し、名声を得ています。
オイスター ベイについて
1990年に最初のヴィンテージをリリースしたオイスター ベイは、1991年、早くも「ロンドン・インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」の【ソーヴィニヨン・ブラン部門】において金賞を獲得。
“創立一年目のワイナリーの初ヴィンテージがいきなり世界のナンバーワンに選ばれた”
とあって、大きな話題となりました。
この受賞をきっかけに短期間で急成長を果たしたオイスター ベイは、NZワインを代表するワイナリーに。世界各地でそのクオリティが認められ、高い人気を誇っています。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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