プナム ピノ・ノワール 2019

レビュー日 | 2021.01.14 |
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地域 | マールボロ |
ワイナリー | プナムワインズ(Pounamu wines) |
品種 | ピノ・ノワール |
収穫年 | 2019 |
香り | 樽、スパイス、プラム、ダークチェリー |
アルコール | 13% |
シーン | いろんなお肉が並ぶ、焼き肉パーティーで。 |
購入先リンク | ▶AEON de WINE |
本体価格 | 2,480円(税別) |


岩須
「イオン」や「酒のやまや」で売っている、比較的手に入りやすいNZワイン。お肉料理にぴったりなピノ・ノワールです!
一般的なピノ・ノワールよりは、やや濃い色合いをしています。
外観から、非常に力強さを感じますね。
香りは、スパイス、プラム、ザクロ、ダークチェリーなどの香りを複雑に感じますが、より強く感じるのは、樽や樹木のような香ばしいニュアンス。
おお!これは濃い!目隠しで飲んだらピノ・ノワールと分からないかも。
味わいも、ピノ・ノワールでありながら力強い印象です。
プラム、チェリーなどの優しい風味がありつつスムースなタンニンがあるので、ラム肉や豚肉、牛肉などのお肉料理に合わせたくなるワインですね。
きっと、フルボディのワインが好きな方にも気に入っていただけるんじゃないでしょうか。優しい印象の強いピノ・ノワールですが、こんな濃厚な味わいのものもあるんだなと、新しい発見ができると思います。
おすすめのペアリング
しっかりとした渋みのあるワインには、やっぱりお肉を合わせたいですね。
お肉全般にいけますが、特に牛肉との相性はバツグンです。
焼肉のシーンはもちろん、ちょっと甘辛系の和の味付けでも良さそうです。
ワイナリー「プナムワインズ」について
「プナムワインズ」はNZ南島のマールボロ地方にあるワイナリー。
ワイン製造チームで指揮をとるのは、ワインメーカーのイブリン・フレーザー氏。彼女はかつて、ワイナリー「クラウディ ベイ」で醸造長を務めた人物であり「NZのワイン業界で最も影響力のある人物の一人」と言われています。
ヨーロッパの伝統を尊重しつつ、近代的な醸造技術も取り入れたスタイルのワインづくりを行う、プナムワインズ。その品質は世界中から認められ、高い評価を受けています。
また、ワイン名である「POUNAMU」とは、NZ南島で見られるグリーンストーン(翡翠/ひすい)を意味するマオリ語。NZの人々にとって、このプナムという石は平和のシンボルでありアイデンティティーを示しています。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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