プナム ソーヴィニヨン・ブラン 2019

レビュー日 | 2021.02.03 |
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地域 | マールボロ |
ワイナリー | プナムワインズ(Pounamu wines) |
品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
収穫年 | 2019 |
香り | ハーブ、柑橘類、熱帯フルーツ、桃 |
アルコール | 13% |
シーン | 新鮮なお魚と共に。 |
購入先リンク | ▶AEON de WINE |
本体価格 | 1,980円(税別) |


岩須
NZの大自然を思わせるような、典型的なソーヴィニヨン・ブランの味わい。ドライでさっぱりとした白ワインをお探しの方におすすめの一本です!
透明感があるグリーンがかったイエローの色味、これぞマールボロソーヴィニヨン・ブランの色ですね。
ディスクもしっかりあり、旨味が豊富にありそうなワインだなと見て取れます。
ハーブ、柑橘類、熱帯のフルーツが調和した良い香りですね。
香りを嗅いだだけで、ニュージーランドの青い空、緑色の畑、山々が浮かんできそうです。
味わいは、グレープフルーツ、ライムのようなキリッとした酸味、それから鼻に抜けるハーブ感があります。
非常に清涼感があり、後味もすっきりしています。青空の下でゴクゴク飲みたいワインですね。
一般的なNZマールボロソーヴィニヨン・ブランと比べると、甘みが控えめで辛口寄りな印象です。
さっぱりとしたキレのある白ワインをお探しの方にはぴったりだと思います。
おすすめのペアリング
ドライな印象のワインには、やっぱりお魚料理をあわせたいですね。
なかでも、サーモンやタイなどのカルパッチョがおすすめ。オリーブオイルをさっとかけて、岩塩をちょっと振って、ディルとか添えたらもう完璧じゃないですかね!
ワイナリー「プナムワインズ」について
「プナムワインズ」はNZ南島のマールボロ地方にあるワイナリー。
ワイン製造チームで指揮をとるのは、ワインメーカーのイブリン・フレーザー氏。彼女はかつて、ワイナリー「クラウディ ベイ」で醸造長を務めた人物であり「NZのワイン業界で最も影響力のある人物の一人」と言われています。
ヨーロッパの伝統を尊重しつつ、近代的な醸造技術も取り入れたスタイルのワインづくりを行う、プナムワインズ。その品質は世界中から認められ、高い評価を受けています。
また、ワイン名である「POUNAMU」とは、NZ南島で見られるグリーンストーン(翡翠/ひすい)を意味するマオリ語。NZの人々にとって、このプナムという石は平和のシンボルでありアイデンティティーを示しています。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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