カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン 2019

レビュー日 | 2021.02.12 |
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地域 | マールボロ |
品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
収穫年 | 2019 |
香り | ライム、柑橘類 |
アルコール | 13.5% |
輸入元 | メルシャン |
シーン | 都会のお手軽ピクニックに。コンビニフードと合わせて。 |
購入先リンク | ▶オムニ7(イトーヨカドーネット通販) |
本体価格 | 880円 (税別) |


岩須
セブンイレブンで気軽に味わえる、NZのソーヴィニヨン・ブラン。香りも味わいも優しくて、コンビニフードとの相性もバッチリですよ!
日本で最も入手しやすいニュージーランドワインの一つ、「カープーカー」。
このワインは、セブン&アイグループとメルシャンの共同開発商品です。
なかなか手に入りにくいNZワインがコンビニで手軽に買えるというだけでなく、価格も抑えられています。NZワインの裾野を広げる、とてもいい役割をしている商品だと思います。
数年前にこの商品が登場したときは「まさかコンビニでNZワインが買えるようになるとは!」と驚きでしたね〜
ちなみにこのワインは「バルクワイン」といって、NZからワインをタンクごと輸入し、日本で瓶詰めをしているというもの。
瓶に詰めて運ぶより大幅にコストが抑えられるので、品質の良いワインをお値打ちに届けようという、企業努力を感じられますね。
では、テイスティングしてみましょう。
ソーヴィニヨン・ブランというのはなかなか色が出にくい品種なんですが、このワインも淡い色合いで、非常にクリアな外観です。
アルコール度数は13.5%で、それに見合ったディスクもあります。
NZのソーヴィニヨン・ブランの典型的なものと比べると、香りはやや控えめ。ライムのような柑橘系の香りが、ほのかに優しく香ります。
裏ラベルには「レモングラスの香り」とも書いてありますが、確かに爽やかなハーブのニュアンスも少し感じられますね。
お値打ちなワインにたまにある「無理して作った感のある香り(笑)」は感じません。
香りと同じく、味わいも非常に優しいですね。
NZワインの特徴であるキリッと引き締まった酸味と、穏やかなハーブ、そして後味のほろ苦さがあり、とても良くまとまっていると思います。
このワインを飲んで「NZワイン美味しいな!」と思っていただけたら、次は少しグレードアップした価格のNZのソーヴィニヨン・ブランを飲んでみてくださいね。
NZワインの方向性や世界観を感じるきっかけになってもらえたら嬉しいですね!
おすすめのペアリング
ちょっとハーブの効いたサラダチキンをガブッとかじりながら、このソーヴィニヨン・ブランのんだら、良いペアリングになるでしょう。ぜひ、アウトドアで気軽に楽しんでいただきたいですね。
コンビニフードでいえば、「あさりの和風パスタ」なんかもおすすめです!
魚介類との相性はよく、他にも鮭の塩焼きなどを合わせてもバッチリだと思いますよ。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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