メイン ディヴァイド リースリング 2015

レビュー日 | 2019.11.26 |
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地域 | カンタベリー/ワイパラ |
ワイナリー | メイン ディヴァイド(Main Divide) |
品種 | リースリング |
収穫年 | 2015 |
香り | はっきりとしたペトロール香、青リンゴ、はちみつ、白い花 |
アルコール | 12.5% |
シーン | エスニック料理とペアリングして楽しみたい |
購入先リンク | ▶楽天市場 |
希望小売価格 | 3,000円(税別) |


岩須
口の中がはちみつのいい香りでいっぱいに。心地よい甘みが残ります。
口に含んだときのアタックはとても柔らかいです。
香りから飲み込んだあとの余韻まで貫かれるのは、上質なはちみつのニュアンス。
フィニッシュには心地よい甘みが残ります。
優しい癒し系のワインですね。
食前酒としてもOK。
お食事なしの単体でも充分に楽しめますが、スイートチリソースのかかった生春巻きなど、エスニックな料理とはバッチリあいそうです。
優しい甘みと酸味が、パンチのある味わいとうまく調和しますよ。
リースリングの特徴
リースリングはキリッとした強い酸味があり、青リンゴや灯油(ペトロール)などの特徴的な香りが出やすい白ワイン用ぶどう品種です。
極甘口〜辛口まで味わいのバリエーションは幅広く、個性豊か。
また、土壌の特徴をそのまま映し出す品種とも言われていて、産地ごとに大きく違った顔を見せてくれます。
ワイナリー「メイン ディヴァイド」について
「メイン ディヴァイド」はNZ南島を縦断するサザン・アルプスの愛称。冷涼でピュアな南島の産地特性を表現するワインという意味が込められています。
エチケットに描かれた曲線は、この山脈を現してるんですね。
このメイン ディヴァイドのワインは、カンタベリーを代表する名門ワイナリー「ペガサス ベイ」がつくるセカンドライン的な位置づけのブランド。
ぶどう農家からぶどうを調達するスタイルですが、醸造はペガサス ベイのチームが手がけるため、その味わいはしっかりとした複雑味をもった個性派ワインに仕上がっています。
おすすめのペアリング
エスニック料理
リースリングに合わせるにはぴったりのエスニック料理。
日本でもメジャーな生春巻きは、スイートチリソースをつけて食べると、甘みのあるリースリングとベストマッチ。
ソースの甘みが残っているうちにこのリースリングを飲むと、リースリングが本来持っている酸味が際立つため、食後の口の中がさっぱりとしてとても心地よいです。
キッシュ
野菜とチーズをふんだんに使ったキッシュは、このリースリングのはちみつのまろやかさによく合います。
ウォッシュタイプや青カビのチーズ
まろやかなはちみつのような味わいは、クセのあるチーズの香りにやさしく寄り添って、単体では味わえない新しい美味しさをつくってくれます。
この記事の筆者

- NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

- ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
ボクモ(BOKUMO)
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