ヨハネショフ セラーズ ブラン・ド・ブラン

レビュー日 2021.04.12
地域 マールボロ
ワイナリー ヨハネショフ セラーズ(Johanneshof Cellars)
ワイン名 ヨハネショフ セラーズ ブラン・ド・ブラン(Johanneshof Cellars Blanc de Blancs)
品種 シャルドネ
収穫年 ノンヴィンテージ
香り 青りんご、はちみつ、レモンピール、ほんの少しトースト
アルコール 12%
シーン 何でもない日に飲んじゃ駄目!特別な日に開けたいワイン。
参考価格 6,000円

岩須

ニュージーランドでは珍しい、シャルドネのみでつくられた瓶内二次発酵のスパークリング。高級感たっぷりで、パーティーの演出にもプレゼントにもぴったりな一本です!

フランスのシャンパーニュ地方でつくられる高級スパークリングワインと言えば、「シャンパーニュ」。

人工的に炭酸ガスを加えるのではなく、一度白ワインをつくって瓶詰めをし、その瓶の中で2回目の発酵をさせ、泡を閉じ込める「瓶内二次発酵」という伝統的な製法でつくられるワインです。

今回レビューするNZワイン「ヨハネショフ セラーズ ブラン・ド・ブラン」は、そのシャンパーニュと同じ製法でつくられた、本格的なスパークリングワインです。

シャンパーニュでは、

という3種類のぶどう品種をブレンドしてつくられるのが一般的ですが、白ぶどう100%、黒ぶどう100%など、あえてぶどう品種を限定してつくる場合もあります。

このワインの名前であるブラン・ド・ブランというのは、白ぶどう100%、つまりシャルドネのみを使用していることを表しています。(※ブラン=白という意味)

NZワインのなかでは、スパークリングワイン自体が珍しいアイテムなんです。さらに「瓶内二次発酵」の設備を持つワイナリーはかなり少ないため、シャンパーニュ製法のワインは希少です。

日本でまだ輸入が始まって間もないワインですが、お先にテイスティングさせていただきます!

ヨハネショフ セラーズグラス

透明感のあるゴールドイエローで、高貴な色をしております。

泡立ちは細かく、非常に美しい。このきめ細やかな泡は、瓶内二次発酵でつくられたスパークリングワインの特徴の一つ。

ガスを添加したものだと、ビールのような粗い泡になることもありますが、このワインの泡は本当にきめが細かいですね。

これはビジュアルだけの話ではなく、口に含んだときにも言えることで、ジュワーっと細かい泡の刺激が広がって、非常に上品な印象を与えてくれます。

外観からワクワクが止まりません!

香りは、青りんご、はちみつ、レモンピール、ほんの少しのトースト、ブリオッシュなどの要素が重層的に感じられます。

このトーストやブリオッシュのような“バターを含んだパンの香り”も、瓶内二次発酵でつくられたワインの特徴的な香りです。

味わいは、レモンやライムのようなはっきりとした果実味があり、キリッとした綺麗な酸味が際立っています。これは、シャルドネ由来の酸味と言えるでしょう。

余韻も長く、アフターにはちみつのようなほんのりとした甘さがありますが、全体の印象はドライ。食事にとても合わせやすいワインですね。

またこのワインのデータをみると、瓶内二次発酵させたあと、澱とともに9年間ワインを寝かせる、という方法をとっているそうです。

この複雑な旨味は、手間暇かけた工程からくるものだと思います。

生産者の努力が表れた、素晴らしいスパークリングワインですね。

ヨハネショフ セラーズ ラベル表

ヨハネショフ セラーズ ラベル裏

おすすめのペアリング

爽やかな発泡が食欲をそそられるスパークリングワインは、食前酒や食事の前半で合わせるのが一般的。

ですが、お食事全般と相性が良いという、ナイスなワインでもあるんですよ。

特にこのワインは、甘味がひかえめで酸味もしっかりしているので、ぜひ鶏肉や豚肉などのお肉料理などにも合わせてほしいですね。

そのお肉に、レモンライムソースをかけるようなイメージでこのワインを合わせると、めちゃくちゃ合うと思います!

料理 チキンのレモンライムソース

ワイナリー「ヨハネショフ セラーズ」について

マールボロ地方にある「ヨハネショフ セラーズ(Johanneshof Cellars)」は1991年に設立されたブティックワイナリー

シャンパーニュ製法のスパークリングワインをはじめ、ピノ・グリピノ・ノワールロゼワインなどで数多くの賞を獲得し、注目を集めています。

運営するのは、ドイツ出身女性/エデル・エバーリング氏と、ニュージーランド出身男性/ウォリック・フォリー氏。

彼らの所有するぶどう畑は、平坦な地が多いマールボロでは珍しく、傾斜角度30度という急斜面であることが特徴です。

ぶどうの収量を落としてその質を高めることを基本理念とし、さらに人間の介入を最小限にとどめたワインづくりをしています。

メトード・マールボロ(Methode Marlborough)とは

マールボロ地方において、伝統的な製法であるスパークリングワインの品質と伝統を伝えることを目的として設立された生産者団体、メトード・マールボロ(Methode Marlborough)。

ヨハネショフ セラーズは、このメトード・マールボロ(Methode Marlborough)の創設メンバーでもあります。

メトードマールボロ

画像引用元:Methode Marlborough公式サイト

このMM(Methode Marlborough)があるワインは、伝統的なシャンパーニュ製法でつくられた、マールボロ産のワインであることの証です。

Methode Marlborough公式サイト

ヨハネショフ セラーズ 公式サイト

この記事の筆者

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NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

NZワインラバーズ編集部
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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