グリーンソングス ドライリースリング 2017

レビュー日 2020.01.31
地域 ネルソン
ワイナリー グリーンソングス(Green Songs)
品種 リースリング
収穫年 2017
香り 青りんご、ペトロール
アルコール 11.6%
シーン 揚げ物パーティーに!
購入先リンク ▶サザンクロス ワインクラブ
希望小売価格 3,400円(税別)

岩須

かなり切れの良い、キリッとしたシャープな酸が印象的なワインです。

グリーンソングス ドライリースリング2017グラス

外観は淡い黄緑色。

リースリングが持つ独特な香りが心地よいですね。青りんごとはちみつ、ほのかにオイリーなニュアンスがあります。

特にフレッシュな白ワインでよく出てくる、この「青りんご」の香り。

日本にはあまりない香りなので、もしかしたらピンとこないかもしれませんね。

リースリングを嗅いで、「これが青りんご?」と思う方は多いハズ。

もちろんガムやアメなどの香料としてはよく知られていますが、生の「青りんご」は日本はほとんど流通してないですもんね。

しかし、ワインの伝統国フランスではよくある香りで「酸っぱいもの=青りんご」というくらい酸っぱいフルーツの代表格なんです。

いわば日本人にとって「梅干し」のような存在。

「ペトロール香」と同じく、リースリングの香りを表現する際には大変よく使われるので、ちょっと覚えておくといいでしょう。

味わいは、かなり切れの良い酸があります。

柑橘系の中でもしっかりクエン酸を含む、レモンやライムなどのフルーツを思わせます。そしてこのワインはとてもドライな味わいです。

資料によると“少し残糖がある”とありますが、舌ではほとんど甘みは感じません。

余韻もしっかり長く、キリッとした酸が残ります。

この酸によって唾液が口の中にあふれてくるので、なにかお料理を食べたくなるような…そんなワインですね。

ではこのワインに何のお料理を合わせるか?というと、このワインをレモンに例えて考えてみるとわかりやすいと思います。

例えば、唐揚げにレモンを絞ったり、アジフライにレモンを絞ったりしますよね。そんなふうに、レモンを絞って美味しいものがおすすめです。

ぜひ食事と合わせてみてください。

こういったシャープな酸を持ったワインは、油を使った料理との相性が抜群です。

ワイナリー「グリーンソングス」について

小山浩平さん

画像提供元:(株)サザンクロス

このワインを作っているのは小山浩平さんという日本人醸造家の方。

NZのネルソン地方にて、「グリーンソングス」というワイナリーを営んでいます。

小山さんは東京・ロンドンのビジネスの世界で活躍されたあと、2011年にワインづくりを志しNZへと渡ります。

国立リンカーン大学でぶどう栽培・ワイン醸造を学び、日本人初の主席で卒業。そしてNZやカリフォルニアでワインづくりを実際に学び、2014年にアタマイ・ヴィレッジとパートナーシップを組み、自身のワイナリーを設立しました。

ネルソン風景(グリーンソングス)

画像提供元:(株)サザンクロス

アタマイ・ヴィレッは、果樹園や農場などが共同で運営されていて、これらの共同体をパーマカルチャー・エコヴィレッジと呼んでいます。

※パーマカルチャーとは…
パーマネント(永続的な)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)の3語を組み合わせた造語。永続する農業、永続的な文化をもとに、人と自然が共に豊かになるための総合的なデザイン科学の概念。

このヴィレッジでは、地球環境にできるだけ負担の少ない暮らしを共通の目的としています。

例えば、

  • 村内の電力は全て太陽光
  • 水は雨水を再利用
  • ヴィレッジ内の使用品は全てオーガニック
  • 畑や果樹園は有機栽培農法で管理
  • 農薬の代わりに無殺菌牛乳を10倍に希釈したものを散布

などなど、とことん自然環境に配慮しながら、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワール、ピノ・グリなどを栽培しています。

▶グリーンソングス公式サイト

おすすめのペアリング

レモンを絞って美味しいものを集めてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

豚トロ

豚トロ

レモンを絞って美味しい焼き肉といえば、「豚トロ」。

豚肉の頬から首にかけての霜降り肉を指しますが、この油分がキリッとした酸を持つリースリングにはぴったりです。

油淋鶏

油淋鶏

カリッと揚げた鶏肉に、香味野菜を刻んだ醤油ベースのタレをかけた中国料理「油淋鶏」。

もう想像しただけでバッチリですよ。間違いなく合いますね。

タレにはお酢を使うのが定番のレシピですが、お酢の代わりに「レモン」を使うのもおすすめです。

タコのカルパッチョ

タコのカルパッチョ

シンプルな料理「カルパッチョ」はタコの旨味を引き立て、レモンの酸味がバッチリあうペアリングになります。

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

NZワインラバーズ編集部

岩須 直紀
ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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