エスク ヴァレー エステート シャルドネ 2018

レビュー日 2020.02.10
地域 ホークス・ベイ
ワイナリー エスク ヴァレー エステート(Esk Valley Estate)
品種 シャルドネ
収穫年 2018
香り グァバ、パナップル、マンゴー、香ばしい樽のニュアンス(バニラ、ビターチョコ)
アルコール 13%
シーン ゆったり気分のディナーに1本

岩須

この白ワインには、バターを使った料理を合わせてみて。

エスク ヴァレー エステート シャルドネ2018グラス

外観は透明感のあるイエロー。
完熟した白ぶどうを使った、温暖な産地のワインであることが見て取れます。

香りは、グァバ、パナップル、マンゴーのような亜熱帯のフルーツと、バニラやビターチョコを思わせる香ばしい樽のニュアンスがあります。
特に南国系のフルーツの凝縮感を強く感じる印象です。

それが、温度が上がってきて12〜15℃くらいになると、樽のニュアンスがグッと強くなってきますね。

冷えているうちはしっかり感じられた酸味も、温度が上がるととても柔らかくなってくる印象で、同時に、樽由来の香ばしさからくる独特の甘みも出てきます。

それらの複雑な要素が調和して、ひとくち飲んだだけで、非常に充実感のある味わいとなります。

白ワインはよく冷えていた方がおいしく飲めるというイメージがあると思いますが、このように温度が上がっていくことによって香りと味わいが変化し、より一層おいしくなっていく白ワインもあります。

「香りに樽のヒントがあれば、ちょっと温度を上げてみる。」

これが白ワインをより美味しく楽しむコツです!

シャルドネについて

世界で人気No.1の白ワイン用ぶどう品種シャルドネは、ぶどうの育つ地域やワインの作り方によって、味わいや香りに個性が出るのが特徴です。

フランスはブルゴーニュ地方が原産地ですが、世界中で栽培されており広く親しまれています。

エスクヴァレーのあるホークス・ベイ地方はニュージーランドの北島に位置し、上質なシャルドネができることで世界的に知られています。

▶シャルドネについて更に詳しくはこちら

ワイナリー「エスク ヴァレー エステート」について

ホークス・ベイ地方の海沿いの丘に広がるテラス状の畑(丘の傾斜に沿ってつくられた段々畑)と、ギムレット・グラヴェルズのエリアにも畑を持つエスクヴァレーエステートは、それぞれの畑に適したぶどうを栽培しています。

ギムレット・グラヴェルズは、1931年に起きたホークス・ベイ地震の影響によって生まれた産地で、もともとは川底だったのが地震によって地盤が押し上げられ、川が干上がった後の土地。

現在では高品質なぶどうをつくるのに最適な土地として、世界中から大変注目されています。

▶︎「ギムレット・グラヴェルズ」について詳しくはこちら

創業は1970年。80年代からは大手ワイナリー「ヴィラマリア」の傘下となっています。

現在シニアワインメーカーを務めるゴードン・ラッセル氏は、エスクヴァレーで働く前はヴィラマリアで経験を積みました。

ゴードン氏が目指すのは、ぶどう畑そのものの物語が伝わるようなワインをつくること。

そのために、野生酵母を使用し、長期の澱熟成を行うなど、自然に寄り添った手法でワインづくりをしています。

▶エスクヴァレーエステート公式サイト

おすすめのペアリング

ずばり白身魚のバタームニエル!

舌平目のムニエル

このワインのもつ樽のニュアンスと、ムニエルにふんだんに使われるバターの風味はまさにベストなペアリング。

ムニエルといえばフレンチ、舌平目を使ったものが代表的ですね。
でも、なかなか手に入りにくいので、白身魚であれば充分だと思います。

グラスの中で変化していくワインの味わいと共に、ゆっくりと楽しんでください。

 

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。

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