グリーンソングス ピノ・ノワール2017

レビュー日 2020.02.14
地域 カンタベリー/ワイパラ
ワイナリー グリーンソングス(Green Songs)
品種 ピノ・ノワール
収穫年 2017
香り プラム、クローブ、土、葉巻
アルコール 12.8%
シーン クセのあるチーズが手に入ったら!

岩須

一般的なNZのピノ・ノワールとは一線を画するような、ナチュラルなイメージがとても強いワインです。

外観は、すこし濁りのあるルビー色。

よくみると紫のトーンがありますね。

グリーンソングス ピノ・ノワール2017グラス

香りは、プラム、クローブ、土、葉巻。

味わいは、香りから予想されるとおり、土や葉巻など枯れた葉っぱのような、果実以外の植物的ニュアンスが強いです。ナツメグやクローブなどのスパイス感もありますね。

これらのニュアンスが果実味を超えて、存在感を放っています。

これは一般的なNZのフルーティなスタイルとは一線を画すもの。

そして、典型的なピノ・ノワールの味わいともちょっと違って、渋みをしっかり伴った後味の強いニュアンスの、いわば「大粒のタンニン」が舌にしっかり残ります。

それと同時に複雑味がじんわりと広がり、ワインを濾過してないことを感じさせるような、ナチュラルなイメージが非常に強いワインです。

▶ピノ・ノワールについて詳しくはこちら

ワイナリー「グリーンソングス」について

このワインを作っているのは小山浩平さんという日本人醸造家の方。

NZのネルソン地方にて、「グリーンソングス」というワイナリーを営んでいます。

小山さんは東京・ロンドンのビジネスの世界で活躍されたあと、2011年にワインづくりを志しNZへと渡ります。

国立リンカーン大学でぶどう栽培・ワイン醸造を学び、日本人初の主席で卒業。そしてNZやカリフォルニアでワインづくりを実際に学び、2014年アタマイ・ヴィレッジとパートナーシップを組み、自身のワイナリーを設立しました。

このアタマイ・ヴィレッジでは、地球環境にできるだけ負担の少ない暮らしを共通の目的とし、果樹園や農場などが共同で運営されています。

▶グリーンソングス公式サイト

ワイン生産地「ワイパラ」について

ネルソン地方で活躍している小山さんですが、このワインはカンタベリー地方の「ワイパラ」という産地で収穫されたぶどうが使用されています。

エコに徹底し、体に優しくかつ香り豊かなワインづくりを目指している小山さん。このワインのぶどうもオーガニック認証を受けたヴィンヤードで栽培されています。

データによると、フレンチオーク樽で約1年熟成。
軽い濁りを残した状態で瓶詰めされています。

おすすめのペアリング

このワインのように細やかでクリーンに作られていないものは、お料理もできるだけシンプルなものがおすすめです。

単体で楽しむというよりは、食事に寄り添わせたほうが断然、力を発揮しますよ。

シンプルにステーキ

ステーキ

お肉であれば、脂身の少ない赤身のブロック肉をシンプルに焼いて合わせてみてください。

複雑なソースではなく、塩コショウだけでいただくのがおすすめです。

クセのあるチーズ

シェーブルチーズ

このワインを飲んで真っ先に浮かんだのは「ヤギの乳」。シェーブルチーズのような、けっこうクセが強いチーズですね。ウォッシュチーズでもいいでしょう。

香りが強くクセのあるチーズであれば、両方の持つ特徴的な複雑味が合わさって、引き立ててくれると思います。

 

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。

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