ノイドルフ ヴィンヤーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2018

レビュー日 2020.03.10
地域 ネルソン
ワイナリー ノイドルフ ヴィンヤーズ(Neudorf Vineyards)
品種 ソーヴィニヨン・ブラン
収穫年 2018
香り 蜜、マンゴー、パッションフルーツ、フレッシュハーブ
アルコール 13%
こんな人におすすめ マールボロのソーヴィニヨン・ブランを飲んだことがある人の、次のステップに最適なワイン
希望小売価格 2,800円(税別)

岩須

「今夜はカキフライ」な日に是非!

ノイドルフ ソーヴィニヨン・ブラン2018グラス

外観は、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランによくある、透明感がしっかりあってややグリーンのトーンが入ったイエローをしています。

もともとNZのソーヴィニヨン・ブランの色は黄色いニュアンスは控えめで、透明感、クリスタル感があって、グリーンのトーンが少し入るというのがオーソドックスです。

それと比べるとこのワインは、イエローが強く出ているといえますね。

ノイドルフ

香りは、凝縮した蜜の香りがまず始めに広がってきます。

続いて感じるのは、マンゴー、パッションフルーツなどの熱帯フルーツ、そして緑色のフレッシュハーブを連想させる香り。

蜜やフルーツ、ハーブの香りが絡み合ってグラスから強く立ちのぼってくるという印象です。

その中でも印象的なのは蜜です。

このワインがつくられているのはネルソン地方ですが、お隣りの巨大産地マールボロ地方の典型的なソーヴィニヨン・ブランと大きく違うのは、この強い蜜のような複雑な香りです。

「NZのソーヴィニヨン・ブランといえばマールボロ」といわれていますが、「ネルソン地方ならではの個性」「自分たちのオリジナルのスタイル」を出そうという、つくり手さんのこだわりが現れているような気がしますね。

思わず「うわぁ〜」と声が出てしまうくらい、とても良い香り。

ひとくち味わってみると…

これは美味しい!

香りだけでは感じることができなかった、グレープフルーツ、レモン、ライムといった、柑橘類のはっきりとした酸味・旨みが口いっぱいに広がります。

強い香りが鼻に抜け、とても心地良い。

多くのNZソーヴィニヨン・ブランがステンレスタンクのみで醸造されるのに対し、このワインは古い木樽を20%使っています。

そのため、ステンレスタンクで発酵させたときに出るはっきりとしたフルーツのニュアンスだけでなく、木樽を使うことにより生まれるほんのりミルキーなまろやかさもあり、そのふたつの良さが同居した複雑みを味わうことができます。

後味はややドライでほのかな苦みがあり、合わせる食事の幅は広そうです。

たとえば、川魚、鶏肉料理、豚肉料理、どれもバッチリ合うと思います。貝類もいいでしょう。

貝類なら特にカキフライは最高ですね!

ソーヴィニヨン・ブランの特徴

ソーヴィニヨン・ブランは、すっきりとした酸味と柑橘類やハーブなどの爽やかな香りが特徴のぶどう品種です。

ニュージーランドでは、生産される白ワイン用ぶどうの約8割がソーヴィニヨン・ブランという圧倒的な生産量を誇っています。

その特徴は、何と言っても驚くほど爽やかな香りと豊かな果実味。

はじけるような柑橘系の味わいは、一口飲めば誰もが思わず「フルーティー」と感じるでしょう。

▶ソーヴィニヨン・ブランについて詳しくはこちら

ワイナリー「ノイドルフ ヴィンヤーズ」について

ノイドルフ ヴィンヤーズはネルソン地方にある、家族経営のワイナリー。

1978年にティム・フィン氏とその妻のジュディ氏が、ネルソン地方のモウテレヒルズに最初にぶどうの樹を植えたことから始まりました。

彼らはモウテレの地を特別な地とし、その特徴を「モウテレネス」と呼び尊重しています。

その地で育つぶどうを可能な限り自然な状態で見守り、醸造の段階でも余計なものを加えず、「ありのまま」できあがるワインを私たちに届けるための努力を日夜続けています。

現在フィン夫妻はオーナーとして在籍し、現場はその意思を継いだつくり手たちが担っています。

今回レビューしたソーヴィニヨン・ブランは自社畑ではなく、すぐ近くのワイメア平原にある「マラマ ヴィンヤード」で栽培されたぶどうを使用しています。

近隣でありながら地質の違う畑でぶどうを栽培することによって、土地の個性や多様性を活かしたワインづくりを叶えています。

公式サイトを見ると、とても豊かな自然の中でワインづくりをしている様子がうかがえます。また、彼らのオーガニックへの真摯な取り組みも詳しく説明されています。

個人的には、現時点で日本にまだ輸入されていない品種アルバリーニョがとっても気になりますね!

▶︎ノイドルフ ヴィンヤーズ公式サイト

おすすめのペアリング

カキフライ

カキフライ
野菜、魚、鶏肉、豚肉と幅広いお料理に合わせられるこのワインですが、最もおすすめしたいのがカキフライです。

カキのミルキーさ、フライのオイリーさを、ワインが持っているやわらかさとフルーティーさがうまく調和して包み込んでくれます。

鶏肉、豚肉のソテー

チキンソテー

ご自宅でワインを楽しむ時におすすめかつお手軽なお料理、ソテー。

仕上げにバターを少し加えるのがポイント。コクと複雑な旨みが加わります。

「コクのある白ワインとのペアリングを狙う料理には仕上げにバター」、これは使えるテクニックですよ。

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

NZワインラバーズ編集部
NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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