キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2018

レビュー日 2019.10.30
地域 マールボロ
ワイナリー キムラセラーズ(Kimura Cellars)
品種 ソーヴィニヨン・ブラン
収穫年 2018
香り グレープフルーツ、パッションフルーツ、ハーブ
アルコール 13.0%
シーン アウトドアのお供に。青空の下でキンキンに冷やして。

岩須

まるでもぎたての柑橘類のような香りと味わい。日本人生産者がつくる、とことん真面目なNZソーヴィニヨン・ブランです。

キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2018

マールボロワインの個性は、とにかく、どこまでもフレッシュでフルーティー。それこそがNZワインを代表する味わいです(マールボロ産が占める割合は国全体の7割以上)。

だからこそ、これからNZワインを知りたい方には、マールボロらしさがしっかり反映された銘柄を選んでいただきたい。

お値段は少々張りますが、とっても生真面目な日本人・木村滋久さんがつくるソーヴィニヨン・ブランは、その点で間違いありません。美味しさがきっと胸に深く刻まれるでしょう。

色は、透明感が強く、かなりライトな黄色。

香りは、グラスに注いだ瞬間からグレープフルーツとパッションフルーツの強いフレーバーが立ちのぼり、グラスに鼻を入れるとハーブのニュアンスも加わり、心が躍ります。

味わいは、まるでもぎたての柑橘類のよう。香りとのギャップはまったくなし。気持ちいい酸味が舌を刺激し、鼻に抜ける果実味はどこまでもピュア。
実直な木村さんだからこそ、先人が作り上げたこのマールボロという土地のキャラクターをしっかり踏襲するワインをつくるのだなと納得。とことん真面目なNZソーヴィニヨン・ブランです。

ソーヴィニヨン・ブランの特徴

ニュージーランドで生産される白ワイン用ぶどうの約8割がソーヴィニヨン・ブラン。圧倒的な生産量を誇っています。

NZ産ソーヴィニヨン・ブランの特徴は、何と言っても驚くほど爽やかな香りと豊かな果実味にあります。

はじけるような柑橘系の味わいは、一口飲めば誰もが思わず「フルーティー」と感じるでしょう。

ワイナリー「キムラセラーズ」について

キムラセラーズ(KIMURA CELLARS)は日本人・木村滋久さんによる家族経営のワイナリーです。

木村さんはニュージーランドでワイン醸造、ぶどう栽培学を学び、現地のいくつかのワイナリーで栽培、醸造の仕事を経験したのち、2009年にマールボロでキムラセラーズを設立しました。

2018年からは念願だった自社畑でのぶどう栽培もスタート。

「造り手の顔の見えるワイン」「消費者に近い距離の生産者」をコンセプトに、手間暇をかけたオーガニック農法にこだわり、細部まで気を使った職人仕事によるワイン造りをしています。

主なリージョンはマールボロで、ワインのラインナップはソーヴィニヨン・ブランの他に、ピノ・ノワールメルロー(これのみホークス・ベイ産のものを使用)があります。

▶キムラセラーズ公式サイト

おすすめのペアリング

おすすめのペアリングは、グレープフルーツのドレッシングやソースが似合いそうな料理。

鮮魚の入ったサラダ、白身魚の塩焼き、鶏肉のソテーなどがおすすめです。

鮮魚のサラダ

いつものサラダにサーモンや白身魚を加えて、グレープフルーツなど柑橘系のドレッシングをかければバッチリ。ソーヴィニヨン・ブランの柑橘の香りにあわせて、ドレッシングにも柑橘系を選ぶのがポイント。

白身魚の塩焼き

塩焼きにした白身魚もベストマッチ。皮を香ばしく焼いた魚に、柑橘類の果汁をぎゅっと絞って。ディルを添えるとなおよいペアリングになります。

鶏肉のソテー

しょうゆと砂糖ベースの和風のタレに、お酢の代わりにグレープフルーツ果汁(もしくはジュース)を加えて。

いつものチキンソテーが、一味違うワインにぴったりな一皿に変身します。

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

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NZワインラバーズの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆しています。
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監修

NZワインラバーズ編集部

岩須 直紀
ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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