動画、どう?

ソムリエブログ

僕の人生の中で、「動画を作る時期」というのがあって、それは、どうもランダムにやってくるみたいです。

最初は、大学生の頃。もう25年以上前です。僕は大学の放送サークルに入っていました。学祭でステージイベントの企画をやったり、ラジオ番組を作ったり、映像作品を作ったりしていました。

ある日、同期の仲間と「先輩をターゲットにしたドッキリ企画」をやろうと言うことになりました。隠しカメラを仕掛けた部室の中で、僕とY田が大げんかをする。居合わせた先輩がけんかを止めに入ったところで、カメラ担当が入ってきてネタばらし、みたいな流れでした。

「リアリティ出すために本気で怒らないとね。」「じゃあ、どのタイミングで胸ぐら掴んだらいい?」「え〜、俺に掴ませてよ。」なんて、キャッキャしながらリハーサルをやって、いざ本番。

作戦は見事に成功。先輩たちから「なんだよ〜」「お前ら、やってくれたなあ」と愛ある説教をいただきました。一部始終を収めたビデオ、何回見ても楽しかったなあ。

その後、映像のプロダクションでアルバイトをしたときは、「企画力をつける訓練をしなさい」と言われて、ミニ番組を作らせてもらったこともありました。内容は、僕がカメラに向かってMTVのVJみたいにミュージックビデオを紹介するというもの。今思うとMTVのパクリだから企画力もなにもあったもんじゃないし、たいした知識もないままに喋っているから、喋りも当然ド下手。プロの機材に囲まれてめちゃ緊張したことも追い打ちとなって、出来上がったのは、そりゃもう、見てられないクオリティでした。今、思い出しても冷や汗が出ます。

その数年後、僕はラジオのディレクターの仕事に就いたのですが、そのかたわらで、インディーズアーティストのライブを取材する仕事もやっていました。毎週ライブハウスに出かけては、ライブ映像やインタビューを撮っていました。デビュー前のSEAMO(シーモネーター時代)や、the ARROWSも取材させてもらったなあ。

あと、ラジオの現場から離れて店をはじめるちょっと前、「これからはYouTubeやっておいた方がいいかも」と、ふと思って、知人を出演者にして、プログレッシブロックの魅力を語るYouTubeの動画を作ったりしました(今でも「プログレ大西」と検索すると出てくる)。このとき、お遊びでおしまいじゃなくて、もっと真剣にYouTubeをやり続けていたら、今頃すごいことになっていたかもなあ、と思ったりもします。先見の明はちょっとあったけど、実行力不足。残念。

とまあ、そんな動画遍歴を経て、ずいぶん久しぶりに、今年「動画を作る時期」がやってきました。

このところ、カウンター越しにお客さんと話していて、「好きな動画の話題」がまあまあ多いなと感じていました。キャンプ動画、料理動画、動物の動画、好きなYouTuberの動画。正直、僕はそれほど動画を見る時間は多くないんですが、お客さんと接していると、明らかに数年前に比べて、動画を見ることが生活に入っている人が増えたと感じます。コロナの自粛で生活のスタイルが変わった人が多いのも関係しているんでしょう。

それから最近驚いたのは、うちの子どもの学校で、自宅で動画を撮るという課題があるということ。スピーチを動画で撮影して、それを先生に提出するらしいです。教育の現場でも、もう当たり前に動画なんだなあ。

そんな話をこのサイト「ニュージーランドワインラバーズ」の企画会議で話していたら、「なら、ワインを解説する動画をやってみようよ」となったのです。

しかし、自分が被写体になるのはやっぱり勇気がいります。もともと裏方気質だし。そしてやるとなって真っ先に思い出したのは、昔のMTVのパクリの惨劇。今回はああならないようにしなくては。

ただ、あのときと違うのは、曲がりなりにも自分に専門分野があることです。ニュージーランドワインのことなら、なんとか喋れると思う。自信のないことだと、むき出しのつまらない自分になってしまうけれど、専門分野についてだったら、すこしは「熱を持って伝える人」になれるかもしれない。拙くても、とりあえず熱量があれば、なんとかなるんじゃないか。そんな気持ちを支えに、とりあえずこんな動画を作ってみました。

僕のモチベーション的には、苦い「えせMTV」寄りじゃなくて、大学時代の「けんかドッキリ」寄りで、撮影できました。見てる人に楽しんでもらいたいと思いつつ、自分たちも楽しくやるぞ、みたいな感じかな。実際、現場では「もっと伝わるにはこうしたらいいんじゃないか」といろいろアイデアを出しながら、いいムードでやれました。

よかったら、感想ください。あ、違うか、こういうときはまず「チャンネル登録お願いします」って言うんですよね。

今週のワインとおつまみ

AUNTSFIELD
SAUVIGNON BLANC 2019

アンツフィールド ソーヴィニヨン・ブラン2019

アンツフィールド

NZを代表する味わいと言えば「産地はマールボロ、品種はソーヴィニヨン・ブランです。このワインがそう。ブラインドテイスティングで出題されたら「やった、ラッキー問題だ!」と声が漏れてしまうほど、わかりやすいマールボロの味です。

グレープフルーツ、パッションフルーツ、きれいな酸味、後味に残る緑色のフレッシュなハーブのフレイバー。トータルの印象はすこぶるフルーティー。晴れた日の外で飲みたい、完璧なアウトドア向けワインです。

あわせたのは、これ。じゃーん。

生ハムキウイ

生ハム+メロンって定番のワインのおつまみですが、これをNZ版にしてみたのが、生ハム+キウイ。生ハムのしょっぱさと、キウイの甘さと酸味が絶妙に絡み合って、美味しいです。

そして、ソーヴィニヨン・ブランとの相性は言わずもがな。「フルーティーNZワイン」×「NZフルーツのキウイが入ったおつまみ」は、食べる前から相性良しと分かるペアです。

まるで、出会う前から恋に落ちることが約束されている二人のよう。もちろん、その約束は現実のものとなりました。デート初日でベッドイン。

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
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当サイト「ニュージーランドワインラバーズ」は一般社団法人日本ソムリエ協会認定ソムリエで、飲食店「ボクモ」のオーナー岩須直紀が全記事を監修、一部執筆しているNZワインの専門サイトです。


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