「今週のアイデア」~スタバとボクモ?~

ソムリエブログ

先週に引き続き、これからの飲食店には他とはまったく違う魅力が必要だという話。間違いなくこれから飲食店を取り巻く環境は厳しくなるので、はやめにワン&オンリーの存在にならなければいけない。それが唯一の生き残る道。そのためには他の人がまだ実行していないアイデアが必要であるってことで、話を進めます。

今回も前回同様「常識を逆さまにしてみる」という思考法をやってみます。前回は、ちゃちゃっと書いてしまったので、ただの思いつきの羅列になってしまった感がありました。今回は、もう少し筋道を立てて考えてみようと思います。

まず、常識を逆さまにするということは、前提となる常識とは何かをはっきりさせておかなければいけないですね。「飲食店における常識」。これがぼんやりしていると、逆さまにしたとて、出てきた答えもぼんやりしたものになってしまいます。今、欲しいのはぼんやりではなく、すぐに実行できる鋭いアイデアです。

自分が飲食店ユーザーになったつもりで「飲食店とは常識的にどんな場所か」を考えてみます。

  • 食欲・飲酒欲を満たす場所
  • その店の名物の何かを食べる・飲む場所
  • 誰かといっしょに飲み食いして会話する場所
  • その店の名物の誰かに会いに行く場所

これくらいに集約されるのではないでしょうか。

よし、これを全否定しよう

  • 食欲・飲酒欲を満たせない。
  • 名物を食べたり飲んだりしない。
  • ひとり。
  • その店の誰かに会いに行くわけじゃない。

さあ、真っ逆さまにしたら、どんな営業スタイルが出てくる?

ひとつ浮かびました。

それは「喫茶店やカフェ」。

名物がないというと怒られてしまうけれど、実際にはメニューのほとんどが他店でも代替可能なもので占められていることが多い(とても戦略的な期間限定フラペチーノなどは除く)。

今、このブログを書いているのもカフェです。ほとんどがひとり客。隣の学生くんは数学の宿題をやっているし、向かいの紳士は小説を読んでいる。隣のOLさんはパソコンでメール返信をやりながら、電話でお客さんと話している(女性は器用だね)。

なるほど。これがスターバックスがはじめた「サードプレイス」の概念ですね。職場でも家でもない、日常的に駆け込める場所の提供。空間使用料としてコーヒー代をもらうというビジネスモデル。

ただ、これはもう40年以上前に作られたモデルなので、かなり古い。でも、いいぞ。天下のスタバのモデルは、「飲食店の常識の全否定」に当てはまるやり方だった。この思考法でもう少し別の業態を考えてみよう。

あ・・・・思いついた。

しかも、その思いついた業態、ボクモで11年間、ずっとやってきたヤツです。

ボクモは飲食店でありながら、ライブスペースであり、トークライブハウスでもあります。ワイナリーの人や、ミュージシャン、大学の先生や研究者を招いてのトークイベントもやってきました。この「発表の場」。これが飲食店の逆さまにぜんぶ当てはまります

食事やお酒も出すし、名物メニューの紹介もするけれど、それはお客さんにとっての「主な欲しいもの」じゃないあくまで「その日の出し物」がメイン。ひとりで来る人も多い。うちの店にいる僕やスタッフに会いに来るのではなく、発表者に会いに来る。

逆さま条件をすべて満たしているのは「イベント営業」だ

なーーーーんだ、やってたよ、11年間も。去年の名古屋クラブクアトロの10周年にイベントには230人もの方が来てくれたじゃないか。みんな楽しそうだったじゃないか。

そもそも、僕は、「発表の機能付きの飲食店」をやりたくて、この店を立ち上げたのでした。そうか、発表の場を作るということは、飲食店の定義を全否定しているスタバみたいな発明だったのだ(過大評価すみません)。

なのに、今、コロナだのなんだので、イベントをずいぶんやっていません。

よし、やっぱりイベントやろう。

これが「ワン&オンリーの店」という問いに対する唯一の答えじゃないとは思います。

でも、飲食店の定義を逆さまにすることによって、もともと持っていた個性に気づくことができました。

この個性を磨いた先に本当のオリジナルがあるかもしれない

やろうやろう、ウィルスには気をつけつつ、イベントをやろう。

というわけで、コロナ休業あけの第一弾イベント、やります。

急遽決まったので、ちょっと告知が後手に回ってしまっていますが、明日。

蜂鳥あみ太+fiddle悠情+gt大須賀聡
「ボクモちょっと早いけど11周年おめでとう有観客&配信ライブ」

日時 2020年7月11日(土)
14時45分開場
15時開演
会場 ボクモ
視聴 蜂鳥あみ太ツイキャス・アカウントにて時間になったら自動的に配信開始
※その他のサイト(YOUTUBE・Periscope・FACEBOOK)からも同時配信予定
配信への
参加費
配信での観覧 投げ銭(通常配信につき視聴無料・配信始まりましたらシェア拡散のご協力お願いします)

【投げ銭先】
PayPal
BASEツイキャス投げアイテム(お茶爆50・お茶爆100・お茶爆500)

会場内
観覧費
3,500円(別途ドリンク代)
※要予約15名限定
会場内観覧の御予約はこちらから
※会場内観覧の方はマスクの着用、手指の消毒をお願いします。
※発熱など体調の優れない方は御来場をご遠慮下さいませ。その際のキャンセル料はかかりません。
出演 蜂鳥あみ太=4号
悠情(fiddle)
大須賀聡(gt)

そうそう、7/17でボクモは11周年です。毎年のようなお祭り騒ぎのイベントはやりませんが、とりあえず、上記のイベントも11周年記念ってことで。ぜひ配信でもよいのでご参加くださいませ!

イベント営業、やっていきますので、出演したい方、ご相談くださいね。

さあ来週もアイデア、出しますよ!

この記事の筆者

NZワインラバーズ編集部

岩須 直紀
ラジオ番組の構成作家(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。「ボクモ」と「ロックモ」を経営。
ニュージーランドワインが大好きなソムリエ。
毎月ジュンク堂名古屋栄店でワイン講師やってます。
ボクモ(BOKUMO)
ロックモ(ROCKMO)
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