ニュージーランドワインが買えるおすすめの通販サイト10選【2023年版】

「ニュージーランドワインを自宅で飲んでみたい!」だけど「どこで買えるんだろう?」とお困りの方、意外と多いのではないでしょうか。

NZワインの人気は世界で高まっているものの、日本では残念ながら、スーパーや酒屋さんでNZワインを取り扱っているお店がまだ少なく、気軽に手に入らないのが現状です。

その原因の一つに、ワインの生産量があります。フランスやイタリアが、年によって変動はあるものの、世界全体のワイン生産量の20%前後のシェアを占めているのに対し、NZワインの生産量は1%程度。ヨーロッパの主要生産国のワインに比べると、まだまだレアな存在と言えるでしょう。

 

しかし、日本でNZワインが注目を集めてきているのは紛れもない事実だと思います。

例えば、日本がNZワインを輸入している量。ここ10年で1.6倍に増えています。国別の輸入量のランキングでは、11位に入っていて、国別の輸入額で言えば、7位に食い込んでいます(2021年)。

そんなNZワインの中でも圧倒的な人気を誇るのが、爽やかなソーヴィニヨン・ブランや、果実味豊かなピノ・ノワールです。「高品質で、ヨーロッパと比べると割安だ」という声も多く、日本の輸入量の推移を見ても、じわじわとファンの層が拡大している様子が伺えます。

白ワインイメージ 

今世界や日本でも、人気のNZワイン。できれば、たくさんの種類の中から好みのNZワインを見つけたいですよね。

そんな時に便利なのが、NZワインの通販サイト(ネットショップ)です。通販サイトでは、銘柄もじっくり選ぶことができ、重たいワインを自宅まで運んでもらえるのも嬉しいポイントですね。

 

NZワインは、初心者でも「入りやすい」ワインです。特にフルーティーな辛口ワインが好きな方にはぴったりですよ。

予備知識がなくても、大丈夫。まずは、本記事でご紹介する通販サイトの「ニュージーランドワイン」のラインナップから、選んで試してみてください。

きっと、美味しいワインに出会えると思いますよ!

NZワインを通販サイトで購入するメリット

NZワインは、冒頭でも述べたように、お店に並ぶ機会がまだ少なく、ワイン専門店の多い大都市以外ではなかなか気軽に買えないのが現状です。そこで便利なのが通販サイト(ネットショップ)

通販サイトでNZワインを買うと、以下のような良い点があります。

  • 豊富な銘柄から好みのワインを探すことができる
  • ゆっくりとワインを選ぶことができる
  • 珍しいワインや、数量の少ない貴重なワインにも巡り合える
  • まとめ買いができる

通販サイトでワインを注文する最大のメリットは、その種類の豊富さでしょう。ワインは非常にデリケートなお酒なので、店頭で管理・販売できる種類や数が限られてしまいます。その点、通販サイトはワインのほとんどを倉庫等で管理できるので、多数の在庫を持つことが可能になります。

そして、NZワインに限ったことではありませんが、店頭で買うようりも、じっくりと比較や検討ができるのも通販サイトの良いところです。

またワインはビールなど他のお酒と比べて、大量生産が難しい種類のお酒。特にNZワインは小規模の生産者が多いので、珍しいワインや人気のワインの場合、すぐ売り切れてしまう場合があります。欲しいワインを探す時には、通販サイトの方が効率的でしょう。

さらに、ワインをまとめて購入したい時も、通販サイトの方が在庫に余裕がある場合が多いので便利です。まとめ買いをすると、割引になる場合や送料が無料になるショップも多いのでお得感もあります。

通販サイト(ネットショップ)の選び方

では、通販サイトを選ぶ場合は、どんな点に気をつけてお店を選ぶようにすればいいのでしょうか?ポイントは2つあります。

  1. 「直販店」「酒屋」の違いを理解しよう
  2. それぞれの通販サイトの「個性」を知って、使い分けよう

ワインをメインで取り扱う通販サイトには、大きく分けて2つのタイプがあります。

「直販店」とは、輸入ワインの場合「ワインの輸入〜販売までを一括して行うお店」を指します。その輸入業者は「インポーター」ともいいます。

直販店の良い所は、ワインの輸送が最小限に抑えられていること。ワインは温度変化や振動によって、品質が変化しうるデリケートなお酒です。当然、輸送距離が少ない直販店の方が品質を保ちやすいと言えます。ただし直販店は、基本的に自社輸入のワインのみを扱うため、ラインナップは狭くなる傾向にあります。

一方「酒屋」は、輸入業者(インポーター)からワインを卸価格で買い取り販売をする形態のお店です。輸送コストの面では、直販店に劣りますが、色んなインポーターから取り寄せたワインを扱っているので、幅広いラインナップの取り扱いができることが特徴です。

どちらの方がいいということは一概には言えませんが、「買おうと決めているワインがある」ならば「直販店」、「豊富なバリエーションの中から選びたい」のならば「酒屋」を選ぶのが、理に適っていると言えるかもしれません。

ただし、すべてのインポーターが直販をやっているわけではなく(むしろワインはそれほど直販サイトは多くない)、基本的には、「ワインは酒屋さんを通してのみ販売されている場合が多い」というのが現状です。

 

ただNZワインに限っては、直販店も頑張っています。直販店でお気に入りが見つかったらラッキーかも。NZワインを探求したい方には、酒屋さんによる独自のラインナップが役に立ちそうです。

それでは、おすすめ通販サイトをご紹介しましょう!

ボクモワイン【酒屋】

ボクモワイン

 

自分たちがやっているショップをまず最初にお伝えするのはどうなのかな…(笑)と思いつつ、でも、NZワインが好きな方にはぜひお知らせしたいので、ご紹介させて頂きます!

「ボクモワイン」は、本サイトの監修や名古屋のワインバー「ボクモ」の代表を務める岩須直紀が中心となって作ったNZワイン専門のオンラインショップです。」

ボクモワイン同梱物

↑ボクモワインでワインをご購入いただくと付いてくる同梱物

ボクモワインでは、扱うすべてのワインに「ワインカード」を同梱しています。このワインカードには、香りや味わいなどのワインの特徴や、相性の良い食事の提案などが記されていますので、参考にしていただけたらと思います。裏面は、いつ飲んだのか、どんな味わいだったのかなどのメモが出来るようになっています。

また、初回購入の方にはオリジナルの冊子「NZワインガイド」を同梱します。親しみやすいけれど、奥も深い、そんなNZワインの魅力が伝わると良いなと思っています。

主な取り扱い銘柄 グレイワッキ、マヒ、キムラセラーズ、 ギブストン ヴァレーなど
配送料

680円〜
地域・季節により異なる 10,000円(税込)以上の購入で送料無料

問い合わせ先 ボクモワイン問い合わせフォーム

ボクモワイン

サザンクロス ワインクラブ【直販店】

サザンクロス

画像引用元:サザンクロス ワインクラブ

サザンクロスは、NZワインを専門に取扱うインポーター。「インヴィーヴォ」や、日本人生産者の小山浩平さんのワイナリー「グリーンソングス」など人気の銘柄を豊富に取り扱っています。

 

お得なワインの定期便や、飲み比べセットなどもあり、NZワインに初挑戦という方にもぴったりです。日本人醸造家・小山浩平さんのグリーンソングスも買えますよ。

主な取り扱い銘柄 インヴィーヴォ、グリーンソングスなど
配送料 880円〜 地域により異なる 10,000円(税込)以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 TEL: 03-6869-4011 問い合わせリンク

サザンクロス ワインクラブ

エノテカ オンライン【直販店】

エノテカオンライン

画像引用元:エノテカ オンライン

日本全国に展開する、言わずと知れたワインショップ。NZワインは、非常にコスパが良いことで定評のある「シレーニ」や「ハカ」など、日本でも人気のワインを取り扱っています。

 

シレーニは、エノテカのセール対象銘柄になっている場合も多いので、安くなった時にまとめて買うのもいいですね!

NZワインの 主な取り扱い銘柄 シレーニ、ハカなど
配送料 1梱包あたり660円(726円 税込) 初回利用時、総額1万円以上など、 送料無料の条件あり。
問い合わせ先 TEL: 0120-81-3634 問い合わせページ

エノテカ オンライン

ポントヴィーニョ(木下インターナショナル)【直販店】

ポントヴィーニョ

画像引用元:ポントヴィーニョ

「ポントヴィーニョ」は、木下インターナショナル(株)が運営するネットショップで、ポルトガルワインを中心に世界各国のワインを取り扱っています。

NZは、2つのワイナリーの取り扱いがあります。

 

こちらの会社が輸入する「ヴィラマリア」は、リーズナブルなワインからプレミアムワインまで、品質と価格のバランスがとても良いワインを生み出すワイナリーだと思います

NZワインの 主な取り扱い銘柄 ヴィラマリア、エスクヴァレー
配送料 880円(北海道、沖縄を除く) 10,000円(税抜)以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 TEL:03-3553-0721 問い合わせページ

ポントヴィーニョ

大沢ワインズ オンラインショップ【直販店】

大沢ワインズ

画像引用元:大沢ワインズ オンラインショップ

日本人の大沢泰造さんがオーナーを務めるワイナリーの直営ショップ。大沢ワインズは、NZの北島のホークス・ベイにあるワイナリーで、自然環境に配慮した安心・安全なワインづくりをおこなっています。また、NZの特産品であるマヌカハニーやオーガニックティーなども販売しています。

 

滋賀県米原市多和田にある「English Garden ローザンベリー多和田」の中に、セラードアを再現した大沢ワインズのショップがあります。近くにお立ち寄りの際は、ぜひお店にも行ってみてくださいね。

主な取り扱い銘柄 大沢ワインズ
配送料 680円〜 地域により異なる 15,000円(税込)以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 TEL: 0749-54-2344 問い合わせページ

大沢ワインズ オンラインショップ

 

クラフトワインパーク【直販店】

クラフトワインパーク

画像引用元:クラフトワインパーク

日本ではまだそれほど知られていない、NZのプレミアワインを扱うインポーターのオンラインショップ。記念日やプレゼント用に上質なNZワインを探している方にはうってつけです。

 

あまり市場に出回っていないレアなNZワインをお探しならばこのサイトです。扱っているのは、現地在住のスタッフが見つけてきた高品質・少量生産のワインばかりです。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 マン オー ウォー ヴィンヤーズ、ギブストンヴァレーワイナリーなど
配送料 810円〜、地域により異なる 45,000円以上の購入で 配送料無料。
問い合わせ先 問い合わせページ

クラフトワインパーク

シュナベ【直販店】

シュナベ

画像引用元:SHUNABE

シュナベは11年のNZでの滞在を経て、日本でNZワインの輸入をスタートさせた阿部俊さんによるマイクロインポーター。他ではなかなかお目にかかれない個性あふれる銘柄を紹介しています。

 

NZの中でも珍しい品種のワインや手作り感あふれるプレミアムワインを得意としています。特別な日の1本をお探しならぴったりかも。

主な取り扱い銘柄 アルファドームス、 ユリカエステートなど
配送料 全国無料
問い合わせ先 問い合わせページ

SHUNABE

リヴィナス【直販店】

リヴィナス

画像引用元:livinus

リヴィナスは、2021年まで8年間NZで過ごした竹澤優斗さんが代表を務める直販店です。

竹澤さんは、NZでは数多くのワイナリーを訪れたり、現地のワイナリーで働いた経験を活かし、選び抜いたワインを輸入しています。

日本では、リヴィナスでしか買えないというワイナリーのワインや、珍しいワインを多数取り扱っています。

 

拠点のある山形県鶴岡市では月に1度程度ニュージーランドワインの試飲会もやっているとのこと。お近くの方は実際に試飲してみてから購入できるのがいいですね。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 テ モトゥ、クーパーズクリーク
配送料 830円〜 、10,000円以上の購入で配送料無料
問い合わせ先 問い合わせ先:livinus.nzwine@gmail.com

リヴィナス

オンライン ワッシーズ【酒屋】

オンライン ワッシーズ

画像引用元:オンラインワッシーズ

常時約8,000商品を取り扱うワインのオンラインショップ。中心はカリフォルニアワインですが、NZワインの取り揃えも充実しています。

 

品数が非常に豊富です。他の国のワインとあわせて買いたいという時にも便利なサイトです。NZワインファンにとっては、マールボロやホークスベイといった産地別でワインをソートできるのも嬉しいですね。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 クラウディ ベイ、 リッポン、ケンブリッジ ロードなど
配送料 590円〜、地域によって異なる 50,000円以上の購入で 1梱包分送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

オンライン ワッシーズ

ワインショップ おたご屋【酒屋】

ワインショップ おたご屋

画像引用元:ワインショップ おたご屋

ピノ・ノワールの有名産地である「セントラル・オタゴ」のワインをはじめ、幅広いNZワインを扱うショップ。こちらのショップの店長であるソムリエのケニーさんに直接メールでワインをセレクトしてもらうことも可能です(詳細は、HPで直接ご確認ください)。 

 

リーズナブルなワインから、本格的なものまで幅広く揃っています。現地のワイナリーに赴いたときの様子を綴ったブログなどもあり、「NZワイン愛」を感じるショップです。

NZワインの 主な取り扱い銘柄 フェルトンロード、 ペレグリンなど
配送料 全国一律1,000円(沖縄・離島を除く) 10,000円以上の購入で 送料無料
問い合わせ先 問い合わせページ

ワインショップ おたご屋

まとめ

果実味が豊かで親しみやすい味わいのNZワインは、ワインをあまり飲んだことのない初心者さんにも、ワイン好きの方にもおすすめです。

ですが、まだまだ日本ではお店に並んでいることが少なく、手に入りにくいのが現状なので、ぜひ本記事で紹介した通販サイトを上手にご活用ください。

 

NZワインがもっとみなさんの身近な存在となり、未来のワインラバーへの入り口になってくれることを願っています!

この記事の筆者

ボクモワイン
ボクモワイン編集部
ボクモワインの編集部です。ソムリエ岩須の監修の元、ニュージーランドやワインについての情報を執筆&編集しています。

この記事の監修

岩須
岩須 直紀
ニュージーランドワインが好きすぎるソムリエ。ラジオの原稿執筆業(ニッポン放送、bayfm、NACK5)。栄5「ボクモ」を経営。毎月第4水曜はジュンク堂名古屋栄店でワイン講師(コロナでお休み中)。好きな音楽はRADWIMPSと民族音楽。最近紅茶が体にあってきた。一般社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。
1 / 4